にゃん吉です。
2023年12月11日放送の『クレイジージャーニー』の回は、オカルト研究家の吉田悠軌さんでした。
実に5年ぶりの登場です。
昔の面白く興味深いジャーニーさんに再びスポットが当たる回が多いですけど、いいですよね。
ゴンザレスさんや佐藤健寿さん、ナギ様(ヨシダナギさん)が多いですけど、たまに他のジャーニーさん再びもいいです。
今回の吉田悠軌さんはにゃん吉が大好きな(笑)オカルト系です。
怖いのは全くダメなんですけど、なぜか興味があるという…。
▽目次です▽
- 吉田さんが向かったインドネシアのスラウェシ島のトラジャ
- 死体を掘り起こすマネネは「5000年続くオカルト儀式」
- 吉田さんも知らなかった謎の儀式「シセンバ」
- トラジャのお葬式は世界一豪華なお葬式「ランブソロ」
吉田さんが向かったインドネシアのスラウェシ島のトラジャ
- 4つの取材NGを乗り越え、吉田さんが今回向かった先はインドネシア。⇒東部のスラウェシ島のトラジャ。
- 死ぬために生きる民族トラジャを取材。⇒トラジャはオカルト界では有名な民族。
- トラジャは独特な死生観を持つ⇒お盆とお葬式を取材。
- トラジャは20世紀に入るまで外部とは接触しなかった。⇒オランダの植民地時代の時もトラジャにはタッチせず。
- トラジャの街は普通でオカルト要素は感じず。
- 「マネネ」という独特な儀式がある。
マネネと聞いてポケモンかと思ったのはにゃん吉だけではないはず!
死体を掘り起こすマネネは「5000年続くオカルト儀式」
- お葬式が終わってお墓に入れた家族の遺体を数年に一度堀り起こす。
- 掘り起こした遺体をいろんな方法を使って祀る。
- 5000年続く世界でも稀な風習。
- 今回取材に向かったのは3年ぶりにマネネが行われるパンガラという小さな村。
- ご馳走はぶつ切りした豚肉と豚の血。⇒竹で蒸す郷土料理。
- トラジャの宗教はキリスト教⇒墓地は一つの小さな家風。
- マネネはキリスト教とは全く関係のない風習。
- 家風の墓地から全ての棺を運び出す。
- 棺を開ける。⇒ミイラ化された遺体。
- 棺には故人の好きな物を入れて弔う。⇒亡くなった際に持ち合わせていた財布は現金もそのまま入れておく。
- 腐らない地元の薬草を使って保存。またはホルマリン⇒薬草の方が保存状態は良いが手間がかかるためあまりやらない。
- 遺体を日干しにし、水分を抜く。
- 服を着替えさせる。⇒いつまでも綺麗でいて欲しい。
- トラジャの人は楽しそうに儀式を行っている。⇒先祖を大事にしているという。
- マネネの時以外はお墓参りをしてはいけない。
- マネネの儀式は日本でいう墓石を洗ったり、お花を供えるのと同じ。
番組でも松本さんが言ってましたが、愛情を感じる儀式でしたね。
すごく微笑ましかったですし、ご遺体も悲壮感がなかったです。
匂いはどうなんですかね?
それだけ気になりました。
吉田さんも知らなかった謎の儀式「シセンバ」
- マネネが終わった後に、若者が集まり別の儀式が行われた。
- 田んぼに若い男性が集まる。
- 山のようなところが燃え出すと、靴を脱いで田んぼに入ってく若い男性たち。
- 大規模な喧嘩が始まる。⇒2人1組で手を繋いで首から下を蹴り合う。⇒倒れたら止める。審判のような大人がいる。
- 手が離れたり、倒れたりしたら負け。
- マネネの後にはいつもやるが、「なんでやっているかはわからない」と答える参加者。⇒誰に聞いてもルーツは不明。
- のちに調べると伝統儀式「シセンバ」と判明。⇒5000年前に先住民から土地を奪った。⇒家族を守るため、マネネの後に戦闘訓練を開始。
- 死を迎えた先祖と向き合うマネネと、今を生きるシセンバ⇒死ぬために生きるトラジャの儀式。
- 山を燃やしたのは枯草があったから適当に燃やしたらしい。⇒シセンバの儀式ではない。
トラジャのお葬式は世界一豪華なお葬式「ランブソロ」
- 「ランブソロ」は世界一豪華なお葬式と言われている。
- 人生で一番でかいお金の使い方をお葬式でする。⇒死ぬために生きている。
- ランブ=水牛、ソロは葬式の意味。⇒水牛をたくさん用意してお葬式をする。
- 葬式会場にはフェスのような派手な垂れ幕。「葬式会場にようこそ」
- 故人の自宅周辺が会場。
- やぐらには亡くなった方の棺が納められている。
- 親族の控室も豪華だがお葬式が終わったら壊す。⇒死後4ヵ月かけて作った。
- 数か月間かけて葬式のためだけに建設する建物がある。
- 故人の顔がデザインされたお揃いのTシャツを着る。
- この葬式の故人は普通の会社員だった。
- 先祖を大事にしているため、子どもたちが稼いで大きなお葬式をする。
- このお葬式の費用は1500万円。⇒インドネシアの平均年収は38万円⇒40倍の額を使ってお葬式をする。
- 日本の平均年収は458万円⇒40倍のお葬式は1億8000万円になる。
- 弔問客も1000人近い単位でツーリスト用の席もある。⇒いろんな人に見てもらいたい。
- このお葬式の期間は8月14日~9月2日。⇒2週間。
- お葬式のメインイベントは肉の日。⇒水牛を神に捧げる日。⇒水牛の喉を切って死なせる。⇒今回は15頭。
- 水牛は解体されて、感謝の意を込めて分配される。
- 水牛は天使ような存在で、お葬式の日まで大事に育てる⇒お葬式で捧げることで、亡くなった人を天国まで導いてくれる。
- トラジャでは故人もお葬式を行うまでは遺体ではなく病人扱い。
- 周りの人も全く怖がっていないので、棺の部屋で寝ることになったが怖くなかったと吉田さん。
- オカルト的な話を村で聞いて回ったが1つもなかった。⇒死生観が違う。
思っていた感じと全然違いましたね。
吉田さんが最後に言っていた「死生観が違う」に尽きるのでしょう。
日本では小さなお葬式が流行る一方で、トラジャでは派手なお葬式が正義という。
価値観の問題ですので、この対比を想像するのも面白かったです。
みんなで囲んで遺体を綺麗にするマネネがほっこりしました。
でも残念な死を遂げた場合でも、お葬式は豪華にできても、マネネはどうなんでしょうか。
そこだけは気になりました。
しかし日本で取材NGのおどろおどろしさと比べたら、オカルト色は薄かったですけど、視野が広がりますし勉強になったと思います。
吉田さんがクレイジージャーニーで取り上げようとして取材NGだった4つのうちの2つのことも調べました。
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