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クレイジージャーニー 石井陽青 ローマ時代のカメオを購入!アンティークジュエリーを探す旅

 

にゃん吉です。


2023年8月28日放送の『クレイジージャーニー』の回は、アンティークディーラーの石井陽青さんでした。

 

アンティークと言えばロンドンですよね。
にゃん吉はロンドンが大好きなのですごく懐かしく思いながら視聴しました。
ポートベローマーケット、懐かしい!

 

オープニングで1番古い物を持っているかという質問で、松ちゃんがバスマットと答えてました。
30年使用しているとのこと。
松ちゃんが30歳の時からずっとというのも凄いんですけど、松本家ではお風呂別なんですかね?
そっちが気になりました(笑)。


▽目次です▽

 

石井陽青さんのアンティークディーラーへの道

  1. お父さんが骨董品収集家の影響を受け、幼少期よりアンティークの英才教育を受ける。
  2. 20歳の時にユーラシア大陸中の骨董市を巡った。⇒目利きの旅。
  3. 帰国後、アンティークディーラーに。
  4. 24歳で銀座にアンティーク専門店を出店。
  5. 35歳で帝国ホテル東京にお店をオープン。⇒銀座アンティーク・アイ
  6. 石井さんは世界のアンティークディーラー界でも認められる審美眼。
  7. 石井さんが10代で気に入っていたアンティークはアフリカ・コートジボワールの頭上面。⇒フランスのピカソ美術館に行った際、この頭上面がピカソの絵に出てくる⇒ピカソもアフリカのアートの影響を受けたと感銘。
  8. コインも収集。
  9. 毎朝108回の煩悩の数の腕立て伏せをするのがルーティン。⇒10年間続けている。

 

この部分にもっと触れて欲しい!(笑)
石井さんが楽しくお話されるので面白かったです。
クレイジージャーニーではあくまでも旅が主ですからちょっと残念。

 

アンティークの定義と関税

  1. アンティーク:製造されてから100年以上経過しているもの ※アメリカの通商関税法による
  2. ヴィンテージ:ざっくり100年未満のものと言われているが、明確な定義はない。
  3. 1930年代のアメリカが歴史のある品物を欲しがり、100年以上前の美術品などの関税を0に。他国もそれに続いたため、アンティーク=100年以上前の品物となった。
  4. アメリカだけではなく、日本を含めた他国でも関税がかからない。
  5. WTO(世界貿易機関)で100年以上前の物は無関税としている。


そうなんですね。
こういう機会でもないと覚えないので勉強になります。

 

アンティークものは価値が高額になるので、無関税になるのはいいですよね。
全然知りませんでした。

 

石井さんが向かうのはアンティークの本場イギリス

  1. 19世紀に力が強かったイギリスにはいいものがたくさん残っている。⇒世界で最もアンティークが盛んな場所。
  2. コロナが収束し、今1番モノが動き始めた⇒こういう時期を狙ってこそいいものが手に入る。
  3. 昔は年に6回はイギリスに来ていたという石井さん⇒イギリスはアンティークを好きな人が多い。⇒イギリスではアンティーク番組を毎日放送。
  4. 環境的に今でもイギリスにアンティークが集まり、世界中からディーラーが集まり、フェアも開催される。
  5. イギリス国内には3000軒以上のアンティーク店がある。

 

ケンプトンアンティークマーケットに向かう

  1. 石井さんの目的はサインドピース。
  2. サインドピース⇒当時の一流の職人が作ったもの⇒名前が知られた超一流職人の作品。⇒例としてはストラディバリウスやエミール・ガレ。
  3. 骨董市は朝が早い⇒朝6時から始まる。⇒この時も朝5:45の時点で人が並んでいた。⇒6時を過ぎるとさらに行列ができていて並んでいる人は500人!
  4. まずはいつも買うお店に直行。⇒最初の2時間が買い付けの勝負。
  5. 行先はケンプトンパークという競馬場で行われるケンプトン・アンティーク・マーケット⇒ロンドン近郊で1時間ほどの距離。
  6. 室内と屋外にあるマーケットで、ジュエリーは室内。⇒サンバリー・アンティーク・マーケットは約700店舗が出店。
  7. 入るのには入場料が必要⇒この時点では5ポンド(約850~900円)
  8. イギリス人は開場後も走ったりはしないが、石井さんは猛ダッシュ。
  9. お目当てのディーラー・クリスさんのお店に到着⇒しかし2人目だった。
  10. 2分で物色し、選んだジュエリーをキープしてもらう⇒後で選別。⇒一瞬で見分け、一旦キープ。これがプロの買い付け。⇒これが出来るのは店主と信頼関係があるから。

 

石井さんがアンティーク・ジュエリーを選んでいる時に、目がギンギンなのが面白かったです。
必死になって見極めている時ってそういう目になるんですね。
石井さんも「自分がこんな顔してるのを知らなかった」と笑ってました。

 

サンバリー・アンティーク・マーケットのインスタ

サンバリー・アンティーク・マーケットのインスタです

 


一番最新の更新が8月10日の写真でした。
なんか日本人っぽい女性がいらっしゃいますね。
手前の方もプロなのか趣味なのかはわかりませんが真剣に見てらっしゃいます。
次回の開催は8月29日ということです。
今日じゃないですか!(笑)

 

へぇ~、朝6時~8時までは入場料を取って、8時以降は無料なんですね。
ディーラーさんからはしっかり入場料を取るということなのでしょう。
それだけプロの方が朝一に集まるということですね。

 

石井さんが探すサインドピースはルネ・ラリックとファベルジェ

①ルネ・ラリック

  1. 手に入れたら引退してもいい、アンティークジュエリーの最高峰⇒ルネ・ラリックのジュエリー⇒フランスのジュエリー作家・ガラス工芸家
  2. 石井さん曰くルネ・ラリックはジュエリーをアートにした人
  3. ルネ・ラリックのジュエリーはジュエリー自体がオブジェであり、美術品であり、工芸品でもある。
  4. 6年前にはルネ・ラリックのジュエリーの1点が約1億1000万円で落札。


ルネ・ラリックの作品の1つ

 

全然知らなかったんですけど、箱根にルネ・ラリック美術館があるんですね。
箱根全然行ってないので、久しぶりにちょっと行ってみたいです。

 

②ファベルジェ

  1. 憧れ続けた女優と奇跡の遭遇するほどの匹敵⇒ピーター・カール・ファベルジェ⇒ロシアのジュエリー作家・宝石商。
  2. ファベルジェといえばイースターエッグ⇒世界に61個しかない幻のジュエリー。⇒アレクサンドル3世などから依頼で制作。⇒それぞれの卵には仕掛けがある。
  3. 2014年にくず鉄業者が溶かして売ろうとしたのがイースターエッグと判明⇒鑑定したら約34億円!

 

ファベルジェの作品の1つ

 


綺麗なイースターエッグですね。
これも何億円の価値なのでしょう。
「インペリアル イースター エッグの最初の作品」ですもんね!

 

最終日はロンドンのポートベローマーケット

  1. 2日目は取材NGの骨董市に石井さんだけが買い付けに⇒プリカジュールのフンコロガシのブローチをゲット。⇒無名の作家の作品だが良いものと石井さん。
  2. 最終日はロンドンの有名なポートベローマーケット⇒ロンドンの中心地にあるためトップクラスのお宝が集まりやすい。⇒毎週土曜日開催。
  3. ポートベローマーケットは映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台。
  4. 石井さんの目的はストリートの横のビル内。⇒土曜だけ骨董のお店が入る。⇒玄人向けの室内店舗。⇒朝6時から大盛況。
  5. ギャラリー・ラファエル(Galley Rafael)に向かう⇒何度も石井さんが行くお店にはじめての骨董屋がいた。
  6. エジンバラからきた84歳の女性ディーラー⇒年齢を考え、大事なコレクションを良質な客に譲りたい。
  7. ローマ時代のカメオを発見⇒大英博物館で鑑定してもらい、ローマ時代と判明。⇒ローマ時代のカメオは数がものすごく少ない。⇒博物館でもなかなか見れない。
  8. 中世時代にキリスト教が偶像崇拝を禁止したため、それ以前に作られたカメオも破壊。⇒このカメオは破壊から逃れ、2000年間壊れなかった。
  9. 石井さんはカメオを購入「彼女の人生を僕は受け継いだ」
  10. 石井さんは今回3日間の骨董市で、200数十個購入し、1000万円以上使ったとのこと。

 

石井さんの師匠に購入したジュエリーを再鑑定してもらう

  1. McKENNA&Co.に向かう石井さん。
  2. 石井さんの師匠であるキャサリン・マッケンナーさんに今回購入したジュエリーを再鑑定してもらう。
  3. 1つだけアンティークではないものがあった。
  4. ローマ時代のカメオは間違いなく本物⇒博物館クラスだと断言。
  5. 実は石井さんはファベルジェの工房で作られた物も購入していた。⇒石井さんのお店の販売額は500万円!⇒「松本さん買える額だ!」と小池。

 

キャサリン・マッケンナーさんのお店です

 

すごい!
お店の場所はナイツブリッジですって!
家賃いくらなんでしょう?(下世話)
ナイツブリッジはハロッズがある地域で、めっちゃお金持ちばかりが住んでいる地域なんですよ。
日本でいえば銀座ですね。
そこでアンティークのお店を構えているということは本当に凄い方なのだとわかりました。

 

最後に小池さんがファベルジェのジュエリーの値段を聞いて、「松本さん買える額だ!」と速攻でツッコんだのが最高でした。
オチもあり、楽しい回でした。


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