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クレイジージャーニー 佐藤健寿 旧ソ連の軍事都市だったカザフスタンの廃墟とセミパラチンスク核実験施設

 

にゃん吉です。


2024年1月15日と22日放送の『クレイジージャーニー』の回は、奇界遺産でおなじみのフォトグラファー・佐藤健寿さんでした。

 

今回で23回目の登場とのこと。
長いお付き合いですね。

 

でも、佐藤さんの次回の旅からは松ちゃんはおらず…しょんぼり。
とりあえず今回は最後ですかね。

 

▽目次です▽

 

今回は中央アジアのカザフスタン

  1. 中央アジア:旧ソ連の構成国だった⇒カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン⇒1991年に旧ソ連崩壊後に独立。
  2. 情報化社会になった今でも田舎の方で何が起こっているのかわからない。
  3. 中央アジアには廃墟、秘密都市、ゴーストタウンがある⇒まさに奇界遺産
  4. 佐藤さんが今回選んだのはカザフスタン⇒旧ソ連の秘密軍事都市だったところでゴーストタウンとなっている。
  5. 自国の人も知らない秘密都市がある。
  6. 国民はロシア系というよりも日本人っぽい(アジア系)
  7. 向かうのはカザフスタンのチャガンという元軍事都市⇒有事の際に核ミサイルを搭載した戦闘機発進させるための秘密都市。
  8. 旧ソ連から独立に伴い、ゴーストタウン化。

軍事都市であり、秘密都市であり、ゴーストタウンというのはワクワクしますよね。
すごく興味があります。

 

リアル『Fallout』の世界

  • ミグ戦闘機が街中にある。
  • バイコヌール宇宙基地には核弾頭のミサイルのついた宇宙ロケットが公園に置かれている。


これで思い出したのがゲーム『Fallout』シリーズです。
佐藤さんの行くところって廃墟なので、大好きな『Fallout』を彷彿させるんですよね。
ゲームがわからない方には申し訳ないです。

 

ゴーストタウンのチャガン…旧ソ連の軍事都市

  1. チャガンの街は1954年にソ連に作られた。
  2. 元の住民はソ連の空軍と家族、カザフスタン人。
  3. 東京の団地が丸ごとゴーストタウンになったような街。
  4. 団地の廃墟から約6km離れた場所に格納庫があった。⇒空軍の飛行機を守る掩体壕、滑走路、燃料のタンク跡など。
  5. ここの役目はモスクワなどの現ロシア側が攻撃された際、このチャガンからヨーロッパを攻撃するために作られた施設。⇒ヨーロッパまでわずか1時間で到着できる距離。

 

カザフスタンのセミパラチンスク核実験施設

  1. カサフスタンが日本の広島と関わりを持つようになったのは核実験の場所でもあったため。
  2. セミパラチンスク核実験施設はチャガンから80km離れた場所に存在⇒史上最大級の核実験が行われていた。
  3. チャガンの人々は1955年頃に爆発のキノコ雲を何回も見ていた。⇒約70年前は旧ソ連が核実験を行っていた。
  4. セミパラチンスク核実験施設では原子爆弾の1000倍の威力があるとされる水素爆弾の実験が行われた。⇒爆発は周囲170km以上で確認。
  5. 爆発があったのがわかっていても、具体的に何をしているのか当時誰も知らなかった。
  6. しかも核実験は456回も行われた。⇒広島型の原爆1100回分の核実験。
  7. 街の名前はクルチャトフソ連の原爆の父と言われるイーゴリ・クルチャトフから名前を取った。⇒銅像も現存。
  8. クルチャトフの街にもかつては2万人ほど住んでいた⇒核実験場が30年前に閉鎖されてから廃墟に。
  9. KGBの廃墟もあった。⇒街の秘密のために管理・監視を行った。
  10. 1946年~1991年のクルチャトフ市の軍人や研究者の住民は厳しい制限があったが、給料は20%増し・食料品の供給などの恩恵を受けた。


朝日新聞のYouTube動画がありました。

ソ連初の原爆実験の地に美しい湖 セミパラチンスク


すでに4年前には記事になっていたんですね。

 

予告では上記の動画のところに佐藤さんは向かうようです。

ここからは1月22日放送分です。

 

バラパンエリアで放射能検査をしていた研究所を発見

  1. 取材が許されたのはセミパラチンスク核実験場の中のバラパンエリア。
  2. 被爆の恐れがあるため、ガイガーカウンターで計測しながら取材。
  3. 当時は地下数百メートルに埋めた核爆弾を起爆させていた。
  4. 地下で放射能検査をしていた研究所を発見。
  5. その後貴重な資料や機械を盗掘するマフィアがいた。⇒1991年にソ連から独立した直後、貧困層が急増し、放射能を浴びる危険があるここで盗掘していた。


佐藤さんがガイガーカウンターを持ってましたけど、これこそまさに『Fallout』。

 

中央司令部へ向かう

  1. 中央司令部(国家原子力センター)を取材。⇒資料館もある。
  2. 貴重な核実験の映像や証拠品を見せてもらう。
  3. 核実験のジオラマもある。⇒当時は半径10km以内に様々なモノを設置し、爆風・爆発の影響をチェックしていた。⇒電車、家、ビル、生きた動物など。
  4. 爆発後の動物の標本も展示。
  5. 核爆弾の作動装置「AP2」も展示⇒実際に起動ボタンを押せる⇒現存しているのは世界で2台だけ。
  6. 佐藤さんが核爆弾の起動ボタンを押してみる⇒「そのボタンで今爆発が起きました」と説明される⇒同時に警報が鳴り響く。

 

核爆弾のボタンの映像

佐藤さんが押した核爆弾の起動スイッチはこういうものでした。

 

下記の共同通信の動画の画像です。


共同通信の動画に佐藤さんがボタンを押した核爆弾のボタンの映像が公開されてました。

【速報】狂気の遺構、核危機警鐘 旧セミパラチンスク核実験場


この動画の1番最初がその核爆弾のボタンになります。
映像では不安を煽るような警報が鳴ってます。
これと同様な映像がクレイジージャーニーでも放送されていたのです。

 

佐藤さんは取材のためとはいえ、核実験のスイッチを押してましたけど、にゃん吉にはその勇気がないです。
シミュレーションとはいえ、ボタンを押したことにものすごく罪悪感を感じそうだと思うからです。
『Fallout3』でも核爆弾のスイッチを押すという仕様がありましたけど、日本版ではカットされてましたが、たとえ押せたとしてもゲームでもにゃん吉には押せなかったです。
やっぱり怖いです。
ちなみに、にゃん吉は実績解除のために人を撃ちましたけど、実績解除後はリセットして人を殺さずにクリアしました。
それでも実績のために人を撃ったのは嫌だったなぁ。

 

この後、爆発跡地に向かい、人工的に出来た湖や被爆者とのインタビューがありました。
人工的に出来た湖については上記の2つの動画でも確認できます。

 

今回の地域については、広島はすごく把握している地域らしいですが、その他の日本ではほとんど知らない人が多いでしょう。
朝日新聞社では記事されていたかもしれませんが、にゃん吉は目にしてなかったです。
2020年1月3日に配信された映像と1月2日の記事でした。
コロナ禍直前ですね。

 

クレイジージャーニーで知ることができましたし、あらためて動画視聴もできたので真面目に考える機会が出来ました。
とても怖かったですし、平和であることの大事さをあらためて考えさせられました。

 

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