にゃん吉です。
ジャニーズスポンサーの1つだったアサヒビールのアサヒグループHDが9月8日に契約更新はしないと発表しました。
その時ライバル会社であったキリンビールのキリンHDは当初は「すぐに取引を停止することはしない」としてましたが、急展開でアサヒに追従しました。
あれ?
9月8日は金曜日じゃね?
もしかしたら「三菱金曜会」でツッコまれたのかなと思いました。
今回はネタ系です。
▽目次です▽
キリンHDは三菱グループで三菱金曜会に参加
キリンHDは三菱グループの主要企業です。
三菱グループといえば、有名なのが三菱金曜会。
三菱グループのトップの会合で、ランチタイムに行われています。
東洋経済の2020年に詳細の記事があります。
すごく面白いのでぜひ読んでみてください。
▶三菱グループ「87万人組織」の知られざる正体 150年目の名門財閥は今も強く結びついている | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン
三菱金曜会とは、毎月第2金曜日のお昼に開催されるグループ主要企業のトップ会合のこと。参加できるのは、4500を超えるグループ企業の中でも、中核の27社の会長、社長のみ。
三菱グループのHPにも掲載されています。
当然三菱グループの優良企業の1つであるキリンHDの社長も三菱金曜会に参加しているでしょう。
そこで思ったんですけど、冒頭のとおりにジャニーズスポンサーについては「すぐに取引を停止することはしない」としていたキリンですけど、アサヒが早々に契約更新しないと発表していました。
それにキリンが追従したという形になっていたのですが、もしかしたら金曜会でツッコまれたのかなと勝手なことを思ったのです。
タイミングとしてはバッチリですよね(笑)。
にゃん吉のように考えていた人が結構いたみたいで、ちょこちょこSNS上で同様な意見を目にしました。
ちなみに会見中に即「契約更新しない。解除も検討」と決断した東京海上日動火災保険はこの三菱系でもちろん三菱金曜会メンバーです。
東京海上HDは三菱グループでの時価総額ランキングで、三菱UFJ、三菱商事に次ぐ3番目という優良企業です。
キリンはこれに続いた形なので、三菱グループ系はジャニーズに対してNOという判断なのだと思います。
キリンはアサヒの最大のライバル
国内において、アサヒといえばキリンの最大のライバルです。
当然、アサヒが「契約更新しない」としたのであれば、負けてはいられないです。
今回のラグビーW杯の公式スポンサーになったのはアサヒですから、キリンとしては相当悔しい思いをしているはずです。
グロバール企業としていち早く自社の立ち位置を明確にすることはとても大事ですし、スピードも大事。
それをアサヒはすぐにやってのけたのですからキリンもうかうかしていられなかったのでしょう。
というのが、にゃん吉の説です(笑)。
きっと三菱グループのお偉いさんから「もっと頑張れ」というような激を飛ばされたのではないでしょうか。
そんなアサヒは特に財閥系ではありませんが、三井住友系の愛用ビールはアサヒというのが有名です。
やはりライバルのキリンビールではないんですよね。
安田の芙蓉系はサッポロと言われています。
それと「スーパードライ」以前の昔のアサヒビールのビールは全く人気がなかったのですが、その当時のアサヒビールの社長は住友銀行から来ていました。
「スーパードライ」直前でアサヒビールが上昇し、その後生え抜きの社長が誕生して「スーパードライ」が誕生しました。
そのため、アサヒビールが住友系とはすごく縁があるのも納得です。
サッポロビールとサントリーの今後 サッポロはアサヒ・キリンに続くと予想
サッポロとサントリーも続くのかはわかりません。
ただサッポロは日経に「マーケティング上の検討の中では変更可能性はある」と回答していました。
これが9月9日の情報です。
サッポロも海外展開が好調で、2022年には北米でアジア勢トップというニュースもありましたので、アサヒとキリンに続く可能性が大きいと思われます。
グローバル企業として生きていくには、性加害を容認しているとちょっとでも疑われたらとんでもない損失になりますから十分あり得るでしょう。
サントリーは今のところは回答の更新はありません。
でもサントリーも海外展開は好調ですし、海外比率はほぼ半分という結果が出ています。
サッポロビールの比ではないほど、海外展開がうまくいっています。
この比率はアサヒ同様にかなり高いわけですから、ここで性加害を容認企業というレッテルを貼られるのは危機的状況になりかねません。
やはりサントリーも追従するのかなという感じもします。
国内だけで売り上げている企業はジャニーズをそのまま起用するかもしれませんが、海外展開をしっかりしているグローバル企業はとても難しいと思います。
たとえ、契約途中での解除で違約金が生じようとも、損切みたいなものでしょう。
むしろこういう結果を招いたわけですから、ジャニーズ側にも多大な責任があるでしょうから違約金はチャラでいいとも思います。
そこはジャニーズ側の電通や敏腕な西村あさひ法律事務所がバックアップになるんでしょうか?
ソニーズにならなくてソニーはセーフだった
しかし、ジャニーズ側も相当PR会社や西村あさひ法律事務所にお金を払っただろうに、なんであんなダメダメな会見になっちゃったんでしょうね。
天下のソニーグループの元ソニーミュージックの竹中幸平さんは社長を引き受けなくてよかったですよね。
噂だった「ソニーズ」になったら、世界中でソニーショック、ソニーバッシングが起きかねなかったです。
その前にソニーからストップがかかったでしょうけど。
にゃん吉はソニーの株主なのでソニーズにならなくてよかったです。
竹中さんが社長就任を拒んだのは、ジャニーズという看板を降ろさないこと、ジュリー氏が代表取締役のままであること、100%株主状態のままであることなどでしょう。
会見でも自分たちの保身ばかりの印象でした。
とにかく看板を降ろさなかったことが一般の世間から非難轟々です。
冷たい言い方になりますが、中の人たちとファン以外の人には誰も思い入れありませんもんね。
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