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クレイジージャーニー篠原有司男&乃り子 松本人志も感銘!情熱に魂持ってかれそうだった

にゃん吉です。


2019年5月15日放送の『クレイジージャーニー』の感想です!
今回は、ニューヨークで50年戦う前衛美術家の篠原有司男さんと奥様の乃り子さんです。

 


いや~、凄かったです!
『クレイジージャーニー』は毎回、どれも面白くて楽しみで仕方がないんですけど、今回は久しぶりに魂がぶち抜かれた感じです!


雪山登山家の田中幹也さん以来の感動というか、ワクワク感というか。

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田中さんはクレイジーさを楽しませていただく感じでしたけど、篠原さんはさすが芸術家って感じでした。
もうすごく感銘を受けました。

 

▽目次です▽

 

 

篠原有司男さんは87歳!乃り子さんは65歳!

年齢はおじいちゃんという年の87歳なんですけど、めちゃくちゃお元気!
話している言葉や滑舌がしっかりしているので、87歳とは思えませんでした。
ただ、やはり動いたり、階段を昇ったりする姿を見ると、87歳は納得する感じではありましたけど、全然元気なのです。


奥様の乃り子さんは65歳。
22歳の年の差婚なんですね。
乃り子さんは、白髪のおばあちゃんなんですけど、おさげにしていて、それが良く似合う可愛らしい感じの女性。
その見掛けとは違って、かなり芯のしっかりした女性で、ブレない方でもありました。


しかも、めちゃくちゃ肌が綺麗じゃありませんか?
たぶんノーメイクでしょうに、あの肌艶は凄すぎ!!
そこに驚いちゃいました。
日本の女性は羨ましく思いそう。

 

 

篠原有司男さんは東京芸大中退

篠原有司男さんは前衛アートの方ではいらっしゃるんですけど、元々は東京芸大に通われていたそう。
中退してしまったそうですけど、1952年に入学されたんだとか。
そのため、しっかり基礎は出来てらっしゃる方なんですよね。


そこがまたカッコいい。


番組ではそこまで掘り下げてませんでしたけど、大学よりももっと世界に飛び出していきたかったんだろうなぁ。
ニューヨークという土地が、本当に似合ってました。


乃り子さんは、おそらく高校卒業後にニューヨークに行って、わずか半年で有司男さんに出会い、同棲を経て結婚されたそうです。
45歳になる息子さんがいらっしゃいました。
息子さんも画家で、篠原アレクサンダー空海さんです。


好きなことで生きている、を本当に体現されているご夫婦でした。

 

 

ボクシングアートと白土三平

篠原有司男さんは「ボクシングアート」というペインティングのパフォーマンスをされます。
グローブに絵の具をつけて、それをキャンバスにたたきつけていくというもの。
有司男さんがその時に感じままに体が動き、そのままパンチを繰り出す。そこから生み出されるアートです。


今回の番組では、白土三平さんの『忍者武芸帳』からインスプレーションを受けた、絵を描かれてました。
鳥獣戯画のウサギが好きで、ウサギが主人公の絵。
前衛アートって感じるものなので、有司男さんの絵を見てそれぞれ感じてくれることで、絵が完成されると言ってました。なるほど!

 

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乃り子さんはキューティーシリーズという漫画アート

一方の乃り子さんは、有司男さんとは作風が全然違ってました。
影響を受けたというところも感じられません。
可愛らしい感じの裸の女性が主人公で、これが乃り子さん自身とのこと。
有司男さんはブリーという男性で描かれてました。


漫画アートなので、言葉も綴られており、ストーリーがあって素敵な感じがします。
でも、乃り子さんが主人公なので、人生の大変さが綴られているんだとか。


2013~14年辺りに日本でも展覧会しているんですね。
パルコミュージアムでやっていたようです。
見たかったなぁ。

 

 

尊敬し合っている感が強い篠原夫妻

好きなことで生きていく、というのは、必ずしも金銭が伴うわけではないです。
でも、本当に生き生きしていて、素晴らしいんですよね。
だから、元気いっぱいなのでしょう。


松ちゃんも言ってましたけど、ご夫妻がラブラブでべったりというよりも、わりきったパートナーという感じがしました。


ただし、そこにはとてつもなく深い愛情と、尊敬がある。


これが大事なんだと思います。
お互いの才能を信じているからこそ、好きなことで生きて来れたのでしょう。
息子さんもちゃんと成人させて、画家として活躍されているわけですし。
素晴らしいです!


篠原さんは生まれ変わっても、前衛美術家になり、また乃り子さんと結婚したいそうです。
うわー、素敵だなぁ。


乃り子さんも眉間に皺を寄せながらも、嬉しいのではないでしょうか。
篠原さんは絵以外のことは、何も出来ないそうなので、乃り子さんは大変だと思いますけど(笑)。

 

 

松ちゃんが感銘!松ちゃん語録!

上記でも話しましたけど、お金には常に苦労されているようです。
アトリエ兼自宅になるメゾネットタイプのマンションの家賃は、約50万円だそう。
それを毎月稼ぐには大変だと言ってました。
売れれば大金が入ってくる篠原さんの絵ですが、コンスタントに売れているわけではないので、無収入の時もあるとのこと。


松ちゃんはこういうのが本来大事なのでは、と言ってました。


今回の松ちゃんが有司男さんに深く感銘した語録です。

  • 有司男さんの言っていることはいちいち正しい。
  • 「お笑い」とも似ている。
  • 誰もやっていない間違い探し。
  • 誰もやっていない間違い探しをやって、ウケた時にそれが正解になる。
  • そこが「お笑い」と一緒だと思う。
  • ウサギの絵(白土三平からのインスピレーション)を良かったと言って、後日「全然違うかったわ」。これも「お笑い」にもよくある。
  • 「すっげぇ面白いこと考えた」と思っても、次の日になったら「全然面白くない」ということがある。
  • 有司男さんの言っていることが分かる。
  • 有司男さんの自転車操業みたいなのが、ちょうど良いのかな。
  • 俺は今の観てると、本当にダメだよ。裕福になっちゃったよ。ハングリーじゃないよ。
  • これぐらいのハングリーさがないと、ゴッホじゃないけど、あのような炎の絵は描けないじゃないか。少なくても絵に関しては。

 

松ちゃん、いい事いう!


有司男さんの場合は、50万円の家賃を払えるほどのアーティストであるということも大事かな。
才能とお金がちょうどきれいにイコールなんでしょう。イコールだから蓄えられない。
そして、その適度なハングリーさが絵を描くインスピレーションとなり、情熱になるんでしょうね。 

 

この回は個人的には神回でした。
辛い時にみて、励みにしようと思いました。
自分のやりたいことをちゃんと形にしていかないとね。

 

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