にゃん吉です。
4月17日放送の『クレイジージャーニー』の感想です!
今回は、廃墟や不思議な建物や空間を追うの「奇界遺産の旅」でおなじみの佐藤健寿さんです。
佐藤さんの独特な建造物写真が大好きなので、ものすごく期待しちゃいました。
でも新規の旅ではなく、これまでの旅で紹介しきれなかった回でした。
名付けて「奇界遺産 ショートトリップSP」。
▽目次です▽
- オープニングトーク 過去やっていたバイトは何?
- 奇界遺産① タイの地獄寺
- 地獄寺の石像には精神的にくるものもあり
- 地獄寺の目的
- 北朝鮮のマスゲームを撮影!
- 日本で立ち入り禁止の廃墟の女王 神戸の摩耶観光ホテル
- タイの不思議な博物館 シリラート博物館
- バンコクで飛行機の残骸に住む人
- 近日発表の佐藤さんの企画が気になる!
オープニングトーク 過去やっていたバイトは何?
松本 もちろんあるよ。ただそんなに長期ではなく、意外と短いのを割とちょこちょこやったね。
設楽 いくつかやっているんですか?どんなのを?
松本 俺1番きつかったのは何かな?「中央市場の果物屋」じゃない?真夏にスイカの箱を何箱も…(運ぶ仕草)
小池 うわ、大変。
設楽 そういうのやってたんですか?
松本 うん、そう。店主が嫌なやつでね。「早よせい、早よせい」って。夏バテで我々動けないの。友達と2人でやってんだけど。とうとうどっかのお店に置いていかれて。
小池 ええー!??
設楽 そんなことあるんすか?
松本 そんなことあんねん。やっと運び終わって、車に戻ったらもうおれへんかった。「嘘やろ?」って。真夏に中央市場まで歩いて帰ったことある。
小池・設楽 (呆気に取られてながら)へぇ…。
松ちゃんは意外とバイトしているんですよね。
私の記憶はダウンタウンがメインなので(笑)、松ちゃんと浜ちゃんが一緒にスナックでバイトをしていたのは覚えてます。
ダウンタウンって、すぐに売れたイメージがありますけど、バイトと掛け持ちの時代があったんです。
小池さんと設楽さんの話も知りたかった。
設楽さんはありそうですけど、小池さんはなさそう。やっぱりずっと仕事が途切れていないイメージです。
奇界遺産① タイの地獄寺
- 通常の寺では、天界の世界が表現されているが、タイはその反対で「地獄がお寺の中に広がっている」。
- 今回は、どういう風にできたのか、誰が作っているのかという話が聞ける。
- バンコクから4時間。動物の模型が並ぶ場所。ここが地獄寺。
- ディレクターが「テーマパーク」っぽいと評した場所だが、由緒正しいお寺。
- 「地獄寺」は子どもたちに仏教の教えを見て学べるように造られた。
- 地獄がどんなところなのか、石像でその様子が分かるようになっている。
- 昔は「地獄絵」という絵で表現されていたが、時代と共に進化して石像になっていった。
- 一つ一つの石像にはちゃんと意味がある。
- タイの仏教は、スリランカから来ている上座部仏教。
- ヒンドゥー教の影響を受けているのでエキゾチック。
- 地獄寺には約1万体の石像がある。
- 石像製作は、教えとなる部分を住職から聞いて、デザインは職人・ダリアンさんがイメージし製作している。
- ふざけているわけではないが、作っていると楽しくなってくるというダリアンさん。
◆石像の一例
- 貝に食べられてたり、
- 竹に串刺しにされていたり、
- チ〇チ〇がドクロになっていたり、引き裂かれたり。。。
- 舌が異常に伸びていたり。
異様な光景の石像ばかりでした。
一見すると、石像そのものにはおどろおどろしさはあまりないのですが、よくよく見るとその姿は異様で、意味を知るとゾッとするという。
上記の舌が伸びているのは、親の悪口を言うとご飯が食べられなくなるという教えから、舌が伸びているんだとか。
番組では、教訓は良いが罰がハード、と言ってましたけど、確かに。
地獄寺の石像には精神的にくるものもあり
油断をしていると、ところどころ超残酷な石像もあり、思わず目を背けてしまいました。
これは「悪事と罰が直結」しているからのようです。怖い。。。というか、残酷すぎて直視できません。
◆精神的にくる石像の一例
- 豚を殺したら、豚になる。
- 生前ドラッグをやっていた人はバイクに轢かれている。
- 生前暴走族だった者は、牛になっている。牛の脳みそはスカスカだからという意味。
- ミスワールドの亡霊は、死んだことに気がつかず、美に執着した悪鬼に変化する。
- 学校をサボった子どもたちが罰を受けている。
子どもが怖がった時には、動物の石像のダンスを観て楽しむ、というものもありました。
地獄寺の目的
- 住職さんとの話。
- 子どもたちの教育を考えて、先代の住職がお寺の中に石像を作り始めた。
- 佐藤さんが「像が面白かったり、気持ち悪かったりするものがある」と指摘すると、住職さんはあくまでも教育の一環として捉えているとのこと。
- 子どもたちには「悪い事をしたらこうなってしまうんだ」ということを学んでもらいたい、と住職さん。
佐藤さんは「教育が最大の目的である」と結論づけてました。タイは、信心深く仏教が社会に根付いている証拠としてました。
なるほど。
悪い事をしたら、地獄に落ちるじゃないですが、その地獄での姿を見せておき、悪いことをしないようにさせるという教育なんですね。
私自身は、残酷な部分の石像はかなり精神的にグッときましたので、子ども心にも強烈に印象に残りそうです。
北朝鮮のマスゲームを撮影!
- 10万人のマスゲームを見に行った。
- マスゲームが行われた場所は、11万人収容できるスタジアム。
- その半分近くを使用してマスゲームをするので、5万人くらいの子どもたちがやっているとのこと。
- マスゲーム参加者は、練習期間は半年間集中的にやり、最後の1ヵ月は会社や学校を休みにして練習しているとのこと。
- 金書記長は、毎日いるわけではない。このマスゲームには初日に現れたとのこと。
- 佐藤さんが撮影したのは、建国70周年のイベント時。2018年9月9日が70周年記念の日。
- マスゲームは、金正日(キム・ジョンイル)時代は盛んだったが、死後はあまり行われず。70周年イベントの時は5年ぶりだった。
- 佐藤さんは北朝鮮に1週間滞在。
- ホテル滞在時、監視されている感じはない。携帯は通じない。Wi-Fiも一切ない。1週間の滞在時は外部との連絡が取れない状態。
- 外出時は常にガイド付き。ガイドであり、監視員でもある。
- カメラ撮影もダメな場所があると、レンズを抑えられた。
- 料理は韓国料理を質素にした感じ。平壌冷麺を食べたが、あまり記憶に残っていない。
- 焼肉はアヒルの焼肉。
- 身なりは思ったより、全然普通。
- 街の1番の中心地のビルは、ハリボテと言われているが、そうでもなかった。
マスゲームの写真はさすがに凄かったです!
迫力ありましたし、1人の乱れもない画像はすごいとしか言いようがなかったです。
それよりも佐藤さんの北朝鮮滞在時の話が興味深かったです。
1週間、外部と連絡が取れない状態って、ちょっと怖くないですか?携帯は通じない上に、ネットも通じない。
浦島太郎状態と佐藤さんは言ってましたけど、ちょっとした軟禁状態な雰囲気がします。
旅行に行けば、その土地を堪能し尽くして、ネットも接続せず、テレビも電話もしないということは、正直あります。
でもそれは、あくまでも自分の意志なので、全然平気ですし、いざとなれば繋がります。
自らの意思ではなく遮断というのは、やはりちょっと怖い。
佐藤さんも、息をひそめて、まるで水に潜っているような気分で、1日1日を乗り越える感じと言ってました。でしょうね。
なんか心なしか、口数も少なかったような。。。?
ご無事で何よりです。
。。。それしか言葉が出ないほど、ちょっと重苦しい雰囲気を感じ取りました。
日本で立ち入り禁止の廃墟の女王 神戸の摩耶観光ホテル
- 場所は神戸。六甲山地の摩耶山。
- 廃墟の女王・摩耶観光ホテルは、国内でTOP5に入るくらい有名な廃墟。
- 普段は立ち入り禁止だが、今回は特別に撮影許可が下りた。
- 24時間監視の廃墟。国内外の廃墟好きが侵入を繰り返すため。
- ここが人気のある廃墟の理由は、形が美しいこと。内装も豪華だったため。
- 摩耶観光ホテルは、1929年創業。第二次世界大戦、天災の影響で休業と再開を繰り返すも、1993年に閉鎖。
- その後、取り壊されることなく、廃墟になった。
- 摩耶観光ホテルを文化財として残そうとしている動きがある。佐藤さんはそれに協力したいという思いがあった。
- 摩耶観光ホテルは、歴史的建造物としての価値が高く、有形文化財の登録に向けて保存活動が行われている。
- 4階の入口からホテルに入ろうとすると、「只今警備中なので直ちに退出してください」と機械のアナウンスが流れる!通常はセンサーで引っ掛かるようになっている。
- アールデコ調の当時では最先端のホテル。豪華客船から持ち出した内装をそのまま持ってきた。
- 軍艦島っぽい場所もあり。
- 4階ロビーと大広間→3階「非常口」や「額縁の間」→2階客室「洋5号」。和風の客間、温泉。→食堂。
- 昔の落書きが露出していた。廃墟ブームは昔から一定数いたというのもわかる。
- 食堂には、昔の黒電話、コカ・コーラの冷蔵庫などがあった。HI-Cの空き缶もあった。
- 屋上に上がると、神戸の全景が見えてくる。
- 六甲山は日本三大夜景の1つ。
- ドローンで全景の映像を撮影。
- 佐藤さん曰く、「噂通りの優美な形で、綺麗な廃墟」とのこと。
- 軍艦島は男の廃墟で男性的、こちらは女王と呼ばれるだけあって、壊れているがどこか優雅な雰囲気が残っている。
別に廃墟好きなわけではありませんが、当時賑わっていた風景を想像してしまいました。
私は「Fallout」というゲームが大好きなのですが、あのゲームも廃墟をめぐります。そこにヌカコーラという明らかにコカ・コーラをモチーフにしたコーラが出てくるんですけど、それを彷彿させるものが古いコカ・コーラの冷蔵庫!
グッとくるものがあります。
また、屋上の場面では、ホテルが栄華を誇っていた時には、ここから夜景や景色を見ていたんだろうなぁ、と想像するとちょっぴり切なくなり、郷愁がこみ上げてきました。
かつてここで過ごされた方々は、今どうされているのでしょうか?
1993年近くであれば、26年以上前として、10才であれば30代後半です。今やその元気な頃の摩耶観光ホテルを見ることが出来ないのですから、貴重ですね。その頃はホテルではなく、学生センターとなっていたそうです。
宿泊となると、1967年が最後のようなので、60代くらいの方が最後の宿泊の記憶がある世代かな?
クレイジージャーニーをご覧になられていると面白いのですが。
タイの不思議な博物館 シリラート博物館
佐藤さんは、地獄寺の撮影の他に、シリラート博物館にも足を運んでました。法医学の博物館だそうです。
そこには、シリアルキラー(連続殺人犯)のミイラが展示されていました。処刑をされた後、ミイラにして展示しているんだとか。このミイラは、シーウィーという子どもを5人殺害後食したという殺人犯です。死後も人の目にさらされるという罰という意味があるそうです。
佐藤さんも、犯罪者をミイラにするというのは、タイ以外では見れないとのこと。
他にも、病気や事故で亡くなった子どもの展示やバラバラ死体の遺体の一部のミイラなどもありましたけど、結構精神的なダメージが大きかったです。
ちょっとココを自分が見るのは、無理かな。。。トラウマになりそうです。マジで。
バンコクで飛行機の残骸に住む人
飛行機の残骸に住む人も出てました。
これもちょっとFalloutっぽい。
住人はピリピリした感じで、飛行機の外観は撮影許可が出ましたけど、内部がダメでした。
実は、ここで生活していることを外部に漏れたくなかったという理由からです。
飛行機の解体には数億かかるため、航空会社と結託して不法投棄をしているのだろう、とのことでした。実際飛行機のロゴは剥がされており、どこのエアラインかは分からない状態。
闇の部分を垣間見た気がします。
近日発表の佐藤さんの企画が気になる!
佐藤さんは『クレイジージャーニー』では、今回の摩耶観光ホテルにて、別の企画も撮影していたそうです。
ゴールデンウイーク辺りに公開されるのかな?
すごく楽しみです!
こういう独特な世界観というか、風景を見せてくれるというのはロマンがありますね。
博物館はオエッでしたけど(苦笑)。
次回はチーズ作りだそうです。
美味しいチーズ食べたい!。。。でも、お高いんでしょう?(笑)
なんだろう。
今日のクレイジージャーニーを見終わったら、どっと疲れが。。。それだけ集中して見ていたということですね。
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