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クレイジージャーニー 田中幹也 極限の雪山登山が凄すぎてクレイジー全開の登山家だった!

にゃん吉です。


2019年3月13日放送の『クレイジージャーニー』の感想です!

 

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今回は雪山登山家の田中幹也さんが登場でした。


いやぁ~、ま・さ・に、クレイジーな方でした!(最大級の誉め言葉です)
穏やかで、おとなしそうな見た目とは裏腹のクレイジーさで、テレビに釘付け状態でした。最初の凍傷の場面は怖かったですけど、見ごたえがありました。

 


▽目次です▽

 

オープニングトーク 自分の名前は好き?

松本 おじいちゃんが付けたらしい。おかしいねんけどね。
設楽 おかしい?
松本 「人を志す」って…。
小池 まぁ確かに(笑)。
松本 バケモンみたいなことでしょ?
設楽・小池 (笑)。
松本 人に非らずみたいなことじゃないですか。考えたらおかしいんやけど、嫌いではないね。
小池 設楽さんは?
設楽 僕は「統」で「統一の統」で「おさむ」なんで読めないんですよね。
松本 そっか。
設楽 「設楽」も意外と読めない人もいるから、読みやすい名前に憧れていた。「鈴木太郎」みたいな。小池さんはどうですか?
小池 私は言いやすいし。
松本 え?芸名じゃなかった?
小池 本名です。でも「小池さん」とも「栄子ちゃん」とも言いづらいみたいで、大体「小池栄子」って言われるのは、ちょっとはずかしいなって思う。
設楽 「小池さん」だとどの小池さんになるし、「栄子」だと馴れ馴れしいし。
松本 狩野英孝と思われるし。
小池 (笑)。そうそう。
設楽 狩野英孝出てきたらちょっと。
松本 ややこしいね。


松ちゃんの名前をおじいさんがつけたというのは有名ですね。
しかも「人を志す」もよく聞きました。ダウンタウンでも話をしてましたっけ。

 

雪山登山家としては有名な田中幹也さん

  • 世間的には知られていないが、自分たちの界隈ではみんな知っている。
  • あの人はちょっと凄い登山家。
  • 普通の冒険家はわかりやすい。
  • 彼のやっていることは何をやっているかわからない。
  • 実際やっていることは飛び抜けていることをやっている。
  • まさに、クレイジー!


北極冒険家の荻田泰永さんや、グレートジャーニーの関野善晴さんが上記のように説明してました。
番組では、「クレイジーな男たちにクレイジーと言わしめる人物」と言われていました。
田中さん、どんな登山家なんだろう?

 

田中幹也流の雪山登山

  1. いつも天気図を見ているが、1番荒れそうな時に行く。
  2. 死のリスクが身近にあるところで、自然と戯れている面白さがある。
  3. 生と死の極限状態で挑みたい。
  4. 冬の富士山は山の斜面がアイスバーンのため、滑ってしまうと下まで落ちて死んでしまうが、そこに魅力を感じる。
  5. 「死ぬかもしれない」とかそういうのが無い登山ってあまりやり甲斐がない。
  6. 国内外の数々の難所に挑んできた。
  7. 凍傷で足の指を切り落としたことがある。
  8. 同じく頬が凍傷になり右目が開かなくなったこともある。
  9. パニックする直前ぐらいの死ぬかもしれないという時が一番テンションがあがる。
  10. -50℃の極寒のカナダで2万2,000km踏破したこともある。この距離は地球の半周分に当たる。
  11. 2013年に「植村直己冒険賞」を受賞。
  12. 松本人志曰く、田中幹也さんは桜庭和志さんに似た感じがする。

 

冒頭でこのように語る田中さんなんですけど、至って穏やかそうな方なんですよ。
とても死のリスクとか、厳しい自然が好きとか、そういうことを言う人には見えない!
出てきた凍傷の写真がもうね…。「うわっ!!」って感じでした。。。


言っていることが変人そのものでした(笑)。
でもものすごーーーーく田中さんの登山に興味が出ました。


田中さんの美学は「成功したってことはそんなに難しくないからできちゃったわけで、最初からやらなくてもいいかなと思う」ということ。
ええ?
成功じゃない冒険ってどんなんでしょう?興味が湧く湧く!


松ちゃんも「短いVTRで変人さは十分伝わる」と言ってました。
本当にほんの数分でしたけど、掴みはOKな感じ!


「クレイジージャーニー」に出演した冒険家の方からも「(田中)幹也さんは出ないの?」と言われていたほどの冒険家だったようです。へぇ。本当に期待できますね。

 

今回は青森の八甲田山!

うわー、青森だ!
2回ほど仕事で冬の青森に行ったことがあります。だいぶ前ですけど。
青森駅の周辺でも、すごい雪が積もっているんですよね。な、なつかしい。
確か、もう少し先に温泉付きのホテルがあったような?名前忘れちゃった。寒い冬の温泉は最高でした。。。って今回はそんな優雅な話ではないです(笑)。


今回のロケ日は、今冬1番の寒気が来ている日だったそうです。さすが田中幹也さん!
「山が荒れて楽しい」と嬉しそう。
目指すのは八甲田山の大岳(1585m)でした。世界でも有数の豪雪地帯で、映画でも有名ですね。明治35年の日本陸軍の訓練中に、雪中行軍遭難事故が起こったといういわくありげな山です。


怖いのは同行するディレクターですが、田中さんは大丈夫と言ってました。まぁ危険にさらすことはさすがにないでしょうからね。
何度も「僕ついて行って大丈夫ですか?」と心配しているディレクターさんの気持ちはよくわかります。
あたりは真っ白ですからね。不安にもなりますよ。


田中さん流の登山は「仲間とボードに行く気分」で挑むのがいいそうです。とてもそうとは思えませんけど。

 

八甲田山の登山開始 「イッテQ」のカメラマンも同行

「イッテQ」でお馴染みの山岳カメラマンの中島ケンタロウさんが同行することになりました。
ディレクターさんよかったですね!中島さん、顔が雪焼けしている~!


そんな中島さんが今回の登山の気象条件の悪さに「普通なら絶対登山しないけど仕方がない」と諦めモードでした。
青森市内でも雪が吹雪いていると悲しくなる感じでしたけど、八甲田山の麓であればより悲しい感じがします。


テレビで見ている分には、真っ白で綺麗な雪景色なんですけどね。
雪道に慣れてませんし、実際遭遇すると辛いことこの上ないです。


あたり一面真っ白の「ホワイトアウト」状態ですが、これが続くと精神的にやられちゃうだそうです。
家でテレビ見ているのとではわけが違いますからね。恐怖も襲ってくるでしょう。

 

田中さんの八甲田山山頂への道のり

  1. 雪をかき分けて進む。
  2. ワカンというものを履いているので、股下くらいですんでいましたが、相当大変。
  3. しかも山昇りなので、傾斜あり。
  4. 一旦荷物を置いて、雪をかいて戻って荷物を取りに戻る。これを繰り返す。
  5. スコップで雪をかく。
  6. 1時間で進んだ距離は100m。3時間の登山で300m。
  7. 雪がどんどん深くなり、股下ぐらいだったのが、身長ほどの高さに。
  8. 雪の亀裂で雪崩の可能性を察知し、進路を変える。
  9. ラッセル(雪を掻きながら歩くこと)をしているときは、無心でやっている。
  10. 木に積もっている雪は危険。雪が落ちてくると雪崩と同じになり窒息死する。
  11. コンパスナビゲーションはしない主義。
  12. 田中さんの夕食は、クッキーとチョコレートのみ。


スタジオでもすごい体力と言ってましたけど、普段も体を鍛えているんでしょうね。
勘で進むという田中さんですけど、なぜか田中さんが言うと大丈夫な気がしてきます。自分のワールドがしっかりしているからかなぁ。


中島カメラマンが言ってましたけど、山では夕食だけが楽しみなのにクッキーとチョコだけというのは信じられないと驚いてました。中島カメラマンはレトルトカレーを作ってましたよ。夜中に見ちゃうと食べたくなる!

 

田中幹也ワールド全開の過去話

  1. 10~20代はクライミング(岩登り)メイン。
  2. 海外ではヨーロッパアルプスとかを登っていた。
  3. しばらくやっていくと気づいたのが、有能な人ほど早死にするということ。
  4. 20代半ばに「これ以上やっていてもしょうがないかな」と悟る。
  5. 「生きている自分は才能がない」という独特な世界観を持つ田中さん。
  6. カナダ北部の手つかずの自然、隔絶された場所へ挑戦することに。
  7. その時に、凍傷で苦しい思いをしたが、テンションが凄くあがったと語る田中さん。
  8. それは「夢の頂点」という感覚だったそう。


感想はないです。
呆気に取られてしまってましたので(笑)。夢の頂点への感覚って本当に人ぞれぞれですね。本当に、人それぞれ。。。どうかこれからもご無事で!


極寒のカナダに取り憑かれて20年ほど通い続けたそうですけど、そろそろカナダにも飽きたところで、日本の東北に目を向けたんだそうです。
日本の冬のクレイジーさも捨てたもんじゃないそうですよ!

 

最後まで田中幹也ワールド全開

2日目は天気がよかった八甲田山でしたが、途中で天候が変わり下山することになりました。
田中さんは自分一人であればどうなろうと自分の責任だけど、同行者が一緒の場合はそうはいかない、と言ってました。「仲間を事故らせるわけにはいかない」としっかりとした信念をお持ちでした。
こういうところは普通の人で安心します(笑)。


ところが、無事にディレクターを下山させた後、1人で八甲田山に戻っていきました。。。しーん。
すごい!本当にクレイジーな登山家です。
でも、そこが興味深かったなぁ。樹氷も綺麗でしたし(重要な癒しポイント)。


スタジオで田中さんは言ってました。生死のギリギリを見極めることが1番面白い、と。こういう感覚が全然わからないんですけど、わからないからこそ、今回のクレイジージャーニーが面白かったんですよね。
ものすごく興味が持てましたし。


夏は「沢登り」をされているそうです。そこでスマホを置いて撮影されるそうですが、何度か撮り直すこともあるとのこと。
その理由が、シャツがめくれちゃってるとかいうものでした!


最後のオチまで強烈なクレイジーぶり発揮の田中幹也さんでした。
次回も楽しみです!!

 


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