2023年6月12日放送の『クレイジージャーニー』の回は、釣り師の小塚拓矢さんでした。
「怪魚ハンター」の異名があるようで、巨大淡水魚を追い求めて旅をしているようです。
2023年の現在で、56ヵ国で釣り上げているとのこと。
これはワクワクしますね。
何よりも北極が寒そうでしたが。
▽目次です▽
- 小塚拓矢さんが淡水魚に魅了された理由
- 怪魚ハンター・小塚拓矢さんに訪れた苦悩
- 小塚さんが挑んだ北極圏での釣りの旅
- 小塚さんのこだわりの釣り旅の3日目についにレイクトラウト
- アラスカでホッキョクイワナの釣り旅
小塚拓矢さんが淡水魚に魅了された理由
小塚さんは56ヵ国で淡水魚を専門に釣りをしている方です。
それも巨大な淡水魚をたくさん釣っています。
その種類は1000種超えとのこと。
◆番組で紹介された巨大淡水魚
- インド:グーンシュ(大ナマズ)
- アメリカ:アリガーターガー
- ケニア:ナイルパーチ
- コンゴ:ムベンガ(世界最大のピラニア)
◆小塚さんが淡水魚にこだわる理由
- 小塚さん曰く「砂漠もあれば、滝もあって、時には洞窟みたいなところに降りて行くこともある。旅がそっちの方が面白いです!」
- 初めての釣りも近所の用水路。
- 東北大学理学部 理学研究科では淡水ハゼの研究。
- 大学時代にはバイトでお金を貯めながら、世界各地の巨大淡水魚釣りをした。
- 大学卒業後は巨大魚専門の釣り具販売会社を設立。
なるほど!
確かに海だけではないところに、淡水魚は生息しているということですね。
正直、魚は食べるのは大好きですが、釣りには興味がなかったので生息地の知識は全然なかったです。
上記のガーやパーチは「どうぶつの森」で名前を知った感じでその程度です。
小塚さんが釣った本物の迫力は凄かった。
小塚さんのインスタでは、いろんな淡水魚が見れます。
すごく綺麗な淡水魚ですね!
小さな熱帯魚のようですけど、デカッ!(笑)
ゴールドのお魚なんて、めちゃくちゃ運気があがりそうだったので、この写真を選びました。
ちなみに、10年前には『ジョブチューン』で設楽さんとすでに共演済みだったようで、今回2回目になるそうです。
怪魚ハンター・小塚拓矢さんに訪れた苦悩
巨大淡水魚が大好きな小塚さんですが、ここ2~3年は心にぽっかり穴が空いたような感じだったそうです。
大きいのを釣ることに喜びを得ていたはずの小塚さん。
それが「面白くない」と感じてしまっていたというのです。
その大きな理由は、お金で変えてしまうという現実。
趣味と実益を兼ねたような小塚さんですけど、それで地位も名誉もお金も手に入れてしまったが故の悩みでした。
お金があるからこそ、釣ろうと思えば何でも釣れる。
そのため、無心だった10代の頃のような気持ちになれないとも。
小塚さん、ある意味大人になってしまったという感じなのでしょうね。
すべては順調でも、こういう落とし穴ってあるんですね。
そこで小塚さんは、新たに釣りのルールの考案に行きつきます。
- 文明の利器を排除し、自分の肉体を駆使して釣り上げる⇒釣り上げたサイズ以上の喜びを得られる!
さすがクレイジージャーニー(笑)
スリルを求めてじゃないですが、自分のモチベーションをより高めていくというのにはこの方法だったのでしょう。
小塚さんが挑んだ北極圏での釣りの旅
北極圏での釣りは2度目のようですが、前回とは違って、難しいルートで難しい巨大淡水魚を釣るのが今回の目的でした。
「誰もいないところに行こう」が小塚さんのモチベーションのようです。
◆小塚さんのこだわりの釣り旅
- 目的の魚:カナダの巨大淡水魚レイクトラウト(イワナの世界最大種)
- 現地でホテルの迎え車が来ても乗らない⇒釣るまでの努力が大事なので歩く。
- 今回のデリネのグレートベアレイクでは最大のレイクトラウトが釣られたいるが、それは凍っていない夏の時期。
- 今回はわざわざ凍った冬の時期で釣る。⇒まだ誰でも冬に釣った人はいない。
- 燃料・水・食料は一切持たず⇒目標は2泊3日、最大で3泊4日で釣る。⇒凍った湖で寝泊り。
- 水と食料は現地調達。
- 釣りのポイントまで6km。⇒数時間かけて歩く。
- 薄い生地のテントで寝泊り。⇒昼間で体感-25℃という極寒。
- 釣りのための穴は手動で地道に40分かけて開けた。
- 釣るためのエサは付けずにルアーで釣る。⇒竿を動かし続ける必要がある。
- 初日は一匹も釣れず終了。
一面真っ白な雪景色は画面で見る限りにはキレイであったりするわけですが、-25℃ですからね。
にゃん吉も昔スイスの極寒で競馬を見たことがありますが(そういうレースです)、めちゃくちゃ大変でした。
とにかく足の冷えが1番堪えるんですよね。
小塚さんはルアー釣りをしながらずっと動いていたのは、じっとしていると辛いからだと思います。
温かい飲み物もありませんもんね。
しかし、あの寒さの中で食べものも食べず、飲み物は冷たい湖の水ですから、体の冷え対策ってどうしていたのでしょう。
凍えないように対策はしているんだと思いますけど。
ちなみに、テントで湖に寝泊りするのは小塚さんだけで、スタッフや現地のお手伝いの方はホテル滞在でした。
小塚さんのこだわりの釣り旅の3日目についにレイクトラウト
テントに寝ている小塚さんの元にスタッフがかけつけるところからが3日目でした。
めちゃくちゃ吹雪いているんですけど、小塚さん大丈夫なのでしょうか。
番組にご出演されているので無事であるのはわかりますが、ドキドキします。
- 翌日は吹雪⇒スタッフ到着に「生きてますよ!」と返事をする小塚さん。
- この日の予報は一日中「嵐」。⇒一旦引き上げることに。⇒生死にかかわるため。
- 小塚さんは3回チャレンジして1回も釣れていない。⇒今回で4回目の挑戦。
- フィッシュハットという釣り小屋で釣ることを提案される⇒これしか方法がない。⇒小塚さんは葛藤するも釣る方に決断!
- フィッシュハットの中は-5℃。⇒冷凍庫から冷蔵庫に移った感じと小塚さん。
- ルアーで釣り再開⇒2時間後に初ヒット!⇒レイクトラウト、ゲット!
- これまでの世界最長記録は108cm⇒小塚さんのレイクトラウトは92cm。
- 小塚さんは釣り上げたレイクトラウトを湖に帰す⇒1匹目だけは必ず湖に戻すのが小塚流。
- 夜中の3時に再び釣り開始。フィッシュハットを使用せず⇒オーロラが出ていたので釣りをしたくなったと小塚さん。
- 2匹目のレイクトラウトを釣り上げる⇒小屋を使用せずに釣り上げることに成功!⇒大きさは75cm。
- 初の食事!⇒すぐに凍ったレイクトラウトを薄く切って食べる。
小塚のツイートです。
編集だと1分弱になったけど、実際には20分以上ファイトしました笑
— 小塚拓矢 (@takuyakozuka) 2023年6月12日
一瞬だけ外に出て写真撮ったけど、すぐ凍り始めるので小屋に撤退&リリース。
魚のためには、ハット(小屋)でよかった! pic.twitter.com/bzuq2DxHab
すごい見ごたえがありました!
あんな極寒でよく釣れましたよね。
小塚さんがみんなの縁があって釣れたとおっしゃってましたが、これまでの経験と頑張りが実を結んだとも言えますよね。
決して一発OKじゃないところに真実味と深みをかんじました。
アラスカでホッキョクイワナの釣り旅
今回はもう1ヵ所、アラスカでの釣りもありました。
- 地球北極の淡水魚「ホッキョクイワナ」を釣りにアラスカのコツビューへ。
- 小塚さんのアラスカの師匠・コロヤックさんに会いに行く。
- 昨年師匠のコロヤックさんと一緒に、シーフィッシュを釣っている。
- 今回は凍った北極海でホッキョクイワナを釣るのが目的。⇒期間は7日間。
- 気候変動のせいで全然釣れないと地元の人が嘆く⇒可能性があるのは50キロ先の北。
- 小塚さんはそこを歩いて行きたい⇒氷が割れる危険性が大⇒コロヤックさんの息子さんがそのルートで穴に落ちて入院中。
- 迂回ルートで70キロを4日かけて移動したい。
- 2日目は天候がよろしくないということでアザラシ狩りに行くことに⇒75歳の師匠・コロヤックさんが肉眼で確認できないほどの距離からアザラシを1発で仕留める!
- 3日目、最初のポイントまで徒歩でたどり着くも、嵐が来るということで急遽戻ることに。
- その後の2日間も嵐が続く。⇒タイムアップ!
- 小塚さんの次の目標の旅⇒食料は釣った魚だけ!500kmの歩き釣り旅
これは残念ですが仕方がないです。
命以上に大事なことはありませんからね。
命があればまたチャレンジできます!
画面ではそこまでの緊迫感は伝わらないでしょうけど、ホワイトアウトって経験するとすごい怖いんですよ。
にゃん吉は飛行機の中でホワイトアウトを体感しましたが、真っ白で突風が吹き荒れているというのは、真っ白なので方向感覚もなくなりますし、風の強さで寒さも尋常ではないでしょう。
幸い飛行機の中なので、寒さは感じましたが風に強さは音でわかりました。
何度も着陸に挑戦をされてましたけど、結局羽田に戻っていきました。
ジェットコースターに乗っているような感じでしたよ。
その時は飛行機落ちたらどうしようというのもありましたし、やはり怖かったです。
真っ白で吹雪きの中となれば、凍死の危険性がすごいでしょうし、この判断は当然でしょう。
小塚さんは500キロの旅に挑戦したいそうなので、その実現をクレイジージャーニーで見たいです。
松ちゃんの「小塚さんは釣りたいんじゃなくて、釣られたいんですよね」と指摘してましたけど、本当にその通りですよね。
過酷な釣りに釣られたいんです。
でもそれが見ている方はクレイジーすぎて面白いんですよね。
命を大事にして頑張って欲しいです。
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