にゃん吉です。
2022年11月28日放送の『クレイジージャーニー』の回は、料理人・太田哲雄さんでした。
この方知っています!
確か激レアさん(テレ朝『激レアさんを連れてきた』)に出てました。
そうそう。
2019年5月4日放送でした。
マフィアや貴族のマダムとのエピソードでしたっけ。
太田さんはアマゾンの料理人と知られています。
そして、軽井沢のレストランは2026年まで予約で満席なんだとか。
そんなシェフはアマゾンへ未知の味を探しに行っているとのこと。
面白かったです。
▽目次です▽
- 松ちゃんの究極の食材
- 太田哲雄さんのスゴい料理人経歴
- 太田シェフのアマゾンへのこだわり
- ペルーの市場巡り
- アンデスでの食材
- アマゾン先住民のリアルな食生活
- 太田シェフのお店「LA CASA DI Tetsuo Ota」
- 「LA CASA DI Tetsuo Ota」の食事の動画&予約なし可の「MADRE」
- 『クレイジージャーニー』収録後の太田シェフインタビュー
松ちゃんの究極の食材
オープニングでMCの小池栄子さんが42歳のお誕生日を迎えたお話が出てましたけど、以前『クレイジージャーニー』に出演された華のオートクチュールの東信さんのお花をプレゼントされたとのこと。
それが瓶詰のお花で、お値段は3万円らしいです(笑)。
参照はこちらをどうぞ
プレゼントの値段をご本人に言うというクレイジージャーニーのスタッフさん。
さすがクレイジーでした(笑)。
今回は食の旅ということで、究極の食材は何かという質問がありました。
- 松本:キャビア⇒今まで全く食べてきたことがなく、大人になって知った食材。「40いくつまで食べたことがなかった。なんとか死ぬまで取り戻そう」
- 設楽:ピスタチオ⇒好きな食べ物に周期があり、今はピスタチオ。
キャビアか…。
贅沢な食材ですよね。
海外に住んでいた時にたくさん食べた記憶があります(笑)。
太田哲雄さんのスゴい料理人経歴
- 高校卒業後イタリアへ留学
- 星付きレストランで武者修行。
- 29歳で世界一とも言われる有名な高級レストラン「エル・ブジ」に所属。⇒そこを辞める⇒足し算の料理が嫌になった。
- ヨーロッパの足し算の料理よりもアマゾンの料理の方がしっくりきた。
- アマゾンに通って10年⇒現在は日本の料理人と一緒にアマゾン食べ歩きツアーをしている。⇒「この人に殺される」と川手シェフ。
- 高級レストラン「エル・ブジ」では1年のうち半年だけのオープン。⇒1年分の予約が1時間で埋まる。
- 「エル・ブジ」で働きたいと送られてくる履歴書が年間3500通ほど。⇒採用は約50人。
- 世界一の「エル・ブジ」の給料⇒無賃のタダ働き。⇒給料がないため常に空腹だったと太田さん。
- 「エル・ブジ」で働いていたとなると、世界中のレストランが受け入れてくれる。⇒それだけ価値のある学びの場。
◆参加のシェフ
- 川手寛康シェフ(Restaurant Florilege)※初回から一緒に行っているシェフ
- 坂本健シェフ(cenci)
- 樹宏昌シェフ(GOOD NATURE MARKET)
- 前田元シェフ(Restaurant MOTO)
- 仲本章宏シェフ(ristorante NAKAMOTO)
太田シェフのアマゾンへのこだわり
- 太田さんの信条:未知の食材は片っ端から口に入れるのが料理人の本能だと思っている。
- 新たな食材を求めて、10年間アマゾンに通っている。
- 太田さんがアマゾンで美味しかった食材:カピバラ(臭みがない)、ママコ(尻に卵を蓄えているアリ。カラスミを炙った感じ)
- 太田さんがアマゾンにハマったキッカケ:アマゾンに生息する大型のカメ「マタマタ」⇒マタマタの塩茹でを食べたら、その瞬間太田さんの中で覚醒!⇒パワーがみなぎる食材だった。
- 食べて美味しいというのはたくさんあるが、食べて体は反応するのは太田さんにとって衝撃的な体験だった。
- アマゾンでは市場でも普段スーパーでは絶対に目にしない食材がたくさん並んでいる。
- アマゾンは今の世界の食材の生みの親⇒日本人が食べている野菜のほとんどはアマゾンやアンデス原産。⇒トマトやトウモロコシなどの原種が存在。
ペルーの市場巡り
- ペルーの市場では絶対に日本では並ばないものに出会える。⇒それを味わえるのが1番の魅力。
- 野生動物の売買は禁止だが、深く根付いた食文化と生活の糧のため取り締まれない。
- アマゾンの料理は食材に最小限の手を加えて寄り添う料理。
- アマゾンでは食器や盛り付けに気を使う文化はない。使える容器とそのまま使う。
- アマゾンのハチミツは自然に出来たミツなので、蜂がストレスを感じずに作っているために美味しい。⇒松ちゃんたちも試食し絶賛!
太田さん紹介の珍しい食材
- ワニの干物:バナナと一緒に煮込む。、
- ピラニアの干物
- ハチミツ:アマゾンの蜂の巣からとったハチミツ。⇒ものすごく精がつき、飲みすぎると夜寝れなくなる。
- キャッサバのドーナツ
- タニシ:巨大なアマゾンのタニシ。
- アナコンダの皮
- カピバラの干物⇒パリっと焼くと北京ダック風で美味しい。
- サルの干物
- アルマジロの肉⇒美味しい。スーパーの豚や鶏は血生臭い特有のにおいがあるが、アルマジロはしない。透明感のある味。
- 野鳥の生首とアナコンダの生首のリキュール漬けにしたお酒⇒滋養強壮の薬として重宝。
太田さんはこの食材は全部食べたことがあるそうです。
MCの方々がハチミツを試食されてましたけど、すごく美味しいと言ってました。
小池さんは飲みたいって言ってましたし、どんな味なのか興味があります。
アンデスでの食材
- アンデスはインカ帝国の中心として栄えた。
- 現在の食のルーツが存在。⇒国外への持ち出し禁止が多く、現地でしか味わえない食材。
- 富士山の山頂とほぼ同じ高さにある農園に向かう。
- ジャガイモの原種⇒普通のジャガイモより甘い。凍らないように天然で糖度が高くなっている。
- クイ:モルモットの一種。食用として飼育。
- クイは苦しませないように一瞬で首の骨を折る。⇒そこで感謝の儀式をしてから調理。⇒クイを捌くところは子どもにも見せる。
- 食べる際に誠心誠意向き合うという事は、命に向き合いなさいということ⇒日本では命に向き合うという気持ちは湧かせにくい。⇒命を頂く大切さを実感。
- ペルーの最先端レストランの仕組みが素晴らしい⇒食の歴史を遡って一皿を作る。⇒世界でかなり注目されている。
- 世界が注目する天才シェフ、ヴィルヒリオ・マルティネス⇒首都リマにある彼のレストラン「セントラル」は世界のベストレストラン50の第2位。
- マルティネスがアンデスで構えているのが「ミル」⇒期間限定の食材や新種の食材など地元のものだけでメニューを作る。
- 「ミル」の食材探しには8人の学者が参加し、多角的に食材を分析。⇒グルメを唸らせる一皿に!
クイを捌く場面が結構ショッキングでした。
でもそうやって我々も動物の肉を口に出来ているんですよね。
すごく考えさせられますし、やはり命をいただいていることに感謝をしないといけませんね。
フードロスは絶対にしないようにします。
アマゾン先住民のリアルな食生活
- アマゾンの先住民は栽培をしない。⇒狩りのみ⇒獲れなくなったら移動。
- 太田さんたちが向かったのは、先住民シャウィの集落・アンドアス地区。
- 到着するとまずは歓迎の一杯⇒「口噛み酒」という神聖なお酒。
- 「口噛み酒」の作り方:女性が穀物を噛み砕く⇒そのまま壺に吐き出す⇒自然発酵させる。唾液で発酵する。
- 「口噛み酒」は「はじめまして」の儀式のため、拒絶すると明日がない。
- 川手シェフの「口噛み酒」の感想:ものすごいにおい。伝統であり、大切なものだとわかるが、スゴい香りと味わいがある。
- 先住民のスイーツ:「スリ」というゾウムシの幼虫。⇒市場でも串焼きにして食べる人気食材。⇒ここでは生で食べる!⇒太田さん曰く「練乳をかけたイチゴの味」
- 川手シェフは食べられず⇒「疲れていたらどんなものでも美味しくなると言うが、食えないものは食えない」と川手シェフ。
- サルのスープ:サルを水・塩・キャッサバで煮込んだスープ。⇒サルは臭みがない。⇒1番のごちそうは脳みそ。美味しい。
- 先住民は獲れるものは食べるという感じだと話す太田さん。⇒彼らなりに美味しい、不味いがある。
- カメのスープ:塩とバナナで煮込んだスープ⇒捌くのは子どもたち。⇒いただく命は無駄にしない。⇒調味料は塩だけ。⇒美味しいと絶賛。
- 太田さんは食べ物があるのは幸せ。生きるために食べる。生きるために狩る。
「口噛み酒」がキョーレツでした。
本来は若い女性が噛み砕くらしいのですが、今回はお母さんが作った「口噛み酒」だったとのこと。
全く見知らぬ人の唾液を飲むってことですもんね…。
なかなか衝撃でしたけど、これを飲まないと「死」が待っているという究極の選択ですから、そうなればとにかく飲みますよね(笑)。
にゃん吉もとりあえず一気に飲み干しちゃうと思います。
息を止めて。
それと、サルのスープやカメのスープを作る工程がなかなか凄かったです。
ゴールデンなのでそこまでショックな映像ではないですけど、想像は出来てしまうので結構メンタルに来る感じでした。
でも、そういうことなんですよね。
我々が美味しく食べているお肉もお魚もみんな捌いているわけじゃないですか。
その工程を見ることなく口にしているだけなんですよね。
太田シェフの解説はかなりずしんと心に響きました。
激レアさんは面白エピソードだったからなぁ(笑)。
太田シェフのお店「LA CASA DI Tetsuo Ota」
- 太田シェフのお店は長野県の軽井沢の「LA CASA DI Tetsuo Ota」
- 野山で天然の食材を取って、それを料理にしている。
- 今年は40日の営業:「春の野草と山菜」で20日、「秋の天然キノコと木の実」で20日。
- 太田シェフのお店では、4時間半~5時間くらいの食事時間になる。
- 一組の客で6名。準備期間は4日間。⇒3日間山に入って食材集め。湧き水を汲む。⇒1日仕込み。
- 太田さんが注目している食材:アマゾンカカオ。
「LA CASA DI Tetsuo Ota」の食事の動画&予約なし可の「MADRE」
太田シェフのお店でお食事をされている動画を発見しました。
動画だけではなく、
その内容のブログ記事もありました。
すごいお値段が高いのかと思いきや、なんとコースで1万4千円みたいです!
ワインのお値段を入れて、2万4千円とのこと。
また「MADRE(マードレ)」という予約なしで楽しめるお店もあるようです。
それは「LA CASA DI Tetsuo Ota」の隣だとのことです。
食べログみたらすぐに入れるようなことが描かれてましたけど、『クレイジージャーニー』で放送されちゃったので、今後は混むでしょうね。
でも一度食べに行ってみたい。
三軒茶屋の「ナティーボ」は太田シェフのお店ではなくなったようですけど、どなたかに託したとかなんですかね?
お弟子さんとかなんでしょうか?
あとアマゾンカカオのお菓子、いつか食べたいです。
『クレイジージャーニー』収録後の太田シェフインタビュー
本家『クレイジージャーニー』では収録後に、太田シェフへインタビューされてました
ざっと目を通しましたけど、放送を見た後に読むとかなり補完されますのでぜひ読んでみてください。
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