にゃん吉です。
世間を騒がせて大炎上中の漫画村。
今度は、漫画村から漫画タウンに変更し、サイト移行をしたそうです。
しかも、それも遮断!
サイトブロッキングは一時的には効果があると思います。
でも、結局はいたちごっこになるので、大元を懲らしめない限りは、こういう騒ぎは収束しないでしょう。
やらないよりはやった方がいいのに決まっていますので、当面は海賊版サイトに厳しい規制をしていくという姿勢は大事です。
しばらくは続きそうですけど、めげずにやっていただきたいです。
その一方で、サイトへの接続をブロックするというのは安易に行われてはいけません。
漫画村へのサイトブロッキングは政府が主導?
ネットニュースで見ましたが、「政府が要請」と言われてます。
正確には、「要請する案をまとめた」ということですが。
そして、早急な対応となったのだと思います。
コンテンツを守るという意味では大事な一歩だと思います。
それと、「全て無料である」という妙な固定概念を打ち砕く、大切な要素もあると思います。
今回の漫画村はマンガですけど、アニメや、映像、動画も当然含まれます。
そういう娯楽コンテンツがタダで簡単に見れてしまうからこそ、罪悪感がないわけですから。
商品として売られているものには、その対価を支払うというのが、普通です。
そういう観点からすると、本来は有料コンテンツなのに無料で見れる、というのは、明らかに違法性があるのです。
ただ勘違いしてはいけないのが、今回のサイトブロッキングの件はコンテンツを守るという前提があるので、世論も好意的ではありますが、政府が簡単に要請出来てしまうというのは問題がありすぎるということです。
政府によって、情報をコントロールされてしまう可能性はありますし、通信の秘密を侵害するということもあるからです。
そういう危惧をされてる方も多くいらっしゃいます。
森友・加計問題から逃れたいがために、法整備は緊急に進められる可能性がありますが、慎重な部分も多くあるので心配ではあります。
そもそも論として、儲かるからサイトがある
この手のサイトは、ものすごく集客能力があります。
一昨日にも、漫画村のアクセス数と稼ぎに驚いた記事をアップしました。
1ヵ月で15億PVを誇る巨大な人気サイト、それが漫画村なのです。
ただし、その人気サイトの漫画村は違法ですから、美味しい思いをしているのはブログ運営者だけです。
この収益をマンガ家や出版社と分配されるというわけではなく、丸々ブログ運営者の儲けになるだけなのです。
こういうことも世間から反感を買い、大炎上となってしまった理由でしょう。
前の記事でも言いましたが、人の褌で丸儲けなわけです。
漫画村の管理人は、自分を正当化するようなツイートをしているようですが、それって儲かっているからサイトをやっているだけですよね。
儲けがなかったら、法を犯してでもやろうなんて思いませんから。
サイトブロッキングも有効だが、稼げないようにするのも大事
ネットでの意見で、海賊版サイトに広告規制をすべき、というのを結構見かけました。
私もその意見に賛成です。
違法行為の海賊版サイトに広告費を払ってあげる必要はないですよね。
向こうは無料で公開しているのだから、無償でいいのではないでしょうか。
収益を絶つことはサイト運営者には痛手でしょうから。
手間ばかりかかって無益であれば、違法サイトに手を染める人はかなり減っていくと思います。
根絶は難しいでしょうけど。
それは、世の中から犯罪がなくならないのと一緒の論理です。
東洋経済は広告主を罰してはどうか、ということに重きを置いてましたけど、それも一理ありそうです。
ただ広告主は巻き込まれ事故の可能性もあるので、罰する前には通達して改善の余地を与える必要があると思います。
著作権侵害をきちんと理解するいい機会でもあるのかもしれません。
やっぱり、タダはダメですし、本来はタダほど高いものはないと思ってます。
海賊版サイトにとっては、「タダ=犯罪」、という高い代償にならないといけないです。
あと、毎日新聞で、
政府は今回の対策と並行して、ブロッキングの法制化や、現行法で規制できないリーチサイト(まとめサイト)への対処ができるかどうか、法整備の検討も始める。
(「政府 海賊版サイト遮断促進 法的根拠なく、業者反発」より引用)
と、書かれてましたけど、対象のまとめサイトってどこなんだろう?
やら〇んとか、オレ〇とか、は〇まではないんでしょうね。
保〇とかかな?
そういうのが規制されだしたら、怖いなぁ。
上記のサイトは全部興味ないし、まとめサイトは利用してないけど、それでも怖さを感じます。