にゃん吉です。
週末から今日にかけて、海賊版サイトが新たな展開を見せてます。
ネットニュースで、今回の海賊版サイトの代表格である漫画村の広告がついにブロックされた、という記事を目にしました。
私自身、漫画村のサイトに行ったのは、サイトブロッキングされているのを確かめた時が初めてでした。
そして、昨日、このニュースを見てから漫画村を覗いてみました。
確かに、広告が一切なかったです!
ただ、どの辺に広告があったのか、元のサイトデザインがわかっていないので(笑)、私の話は参考にはなりませんけど、広告がなかったのは確かです。
漫画村の広告主はアダルト系
漫画村はサイトにある広告で収入を得てました。
この間記事にしましたが、月間15億PVを誇る巨大なアクセス数を誇る漫画村ですから、収入もすごく安く見積もっても、最低でも1000万円以上は稼いでいたのではないかと思われます。
ねとらぼさんちで、広告主にインタビューをしている記事があり、とても興味深く読ませていただきました。
上記のインタビューの中で気になったのが、この部分です
アダルト系の広告をやっている代理店ならほとんどどこでも漫画村や海賊サイトとつながっていると思いますよ。私の口から具体名は出せませんが、頑張ってたどり着いてください。
なるほど!
怪しいサイトには、アダルト系の広告なんですねw
怪しくなくても、なんか出てくるときがありますけど、アレ、ちょっとヒドイですよね(笑)。
モロな感じの画像や、ちょっと動くGIF風な広告。。。
年齢のブロックをしていなければ(あるいは自身で解除してなければ)普通に、未成年も目にしているということですよね。
この手のアダルト系の広告と、漫画村ってすごく相性がいいような気がしてしまいます。
クリック率高いのかも。
これは、相当収益を上げていましたよね。
ちなみに、ここの会社は、漫画村へ広告を出していた広告代理店と「「月○○アクセス保障」といった形で契約」だったそうです。
話がズレますけど、アダルト系の広告ですけど、もう少し抑え目な広告にならないといけない気がします。
漫画村は広告ブロックを機に閉鎖?
そして今日ですけど、漫画村がついに閉鎖したのでは、という記事を見つけました。
早速アクセスしてみましたが、確かに、「このページを表示できません」、となります。
ネットニュースによると、接続業者ではサイトへの接続遮断はしていないとのことです。
そのため、現在繋がらないのは、漫画村の運営者が閉鎖したのではないか、ということでした。
稼ぐだけ稼いだので、潮時ということなのでしょうか。
ちなみに、サイト利用者は半年間で6億2000万人で、推定の被害金額は3200億円だそうです。(朝日新聞より)
推定金額が莫大ですけど、これぐらいのインパクトは大事ですね。
実際にお金を出して読んでもらえる金額ではありません。
あくまでも、無料で読めるからこその人数と金額です。
それでも、何十億円、何百億円という被害額かもしれませんので、0が1つ、2つ減ったにしてもすごい金額ではあるわけです。
海賊版サイトの「無料」「タダ」の魔力に打ち勝つモラルと広告ブロックの有効性
本来はお金を出さないと楽しめないコンテンツを無料で読めてしまう、ということに罪悪感がないというのも、残念な事実です。
物を盗むことと同じ意味合いなんだよ、ということをもっと認知させていかなければならないと思います。
モラルのことは、世間が悪いことなんだよ、ということを教えていくしかないんでしょう。
とにかく、海賊版サイトには、今回のように資金の流れを絶つという、広告ブロックというのは有効な手段だという証明だと思います。
稼げなければ、違法行為なんてしませんし。
サイトブロッキングの方向ではなく、広告収入をブロックする方向で決着がつきそうなのがよかったです。
何度も言いますが、サイトブロッキングは本当に問題ありすぎで、怖すぎます。
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