にゃん吉です。
先日ネットニュースで興味深い記事を目にしました。
それはお笑い芸人・8.6秒バズーカーさんのことです。
私が読んだ記事はこれです。AbemaTIMESさんちの記事です。
8.6秒バズーカーさんは今や「あの人は今」系の芸人になってしまってます。
その原因となったのは、コンビ名やネタ「ラッスンゴレライ」が「原爆を意味するのでは?」という噂からとのこと。
SNSでデマが拡散されて「あの人は今」状態になってしまった、という記事でした。
▽目次です▽
- 記事を読むとなるほどとは思う
- 8.6秒バズーカーが釈明動画を公開していた
- 偶然が重なってしまったのだとは思うけど。。。
- 8.6秒バズーカーは改名した方がいいと感じる
- 大問題なのはネタのセリフ!「トリュフスパイダーフラッシュローリングサンダー」
- こじつけだとしてもやはり連想させてしまうのはダメ!
記事を読むとなるほどとは思う
私も当時噂を目にしましたけど、「んなバカな!」くらいに思ってました。
酷な言い方ですけど、現状いなくなったのは、ただ単に8.6秒バズーカーさんが面白くなかった、というだけなんだと思ってましたし。。。
本当に実力があれば他のネタでも浮上していきますから、それが出来なかったということは一発屋と言われても仕方がないでしょうし。
上記の記事を読むと、こじつけで言われてしまっていることはあると思います。
・コンビ名の「8.6秒」は8月6日の原爆投下日を意味する
・ネタ「ラッスンゴレライ」は爆弾投下の号令“落寸号令雷”を意味する
・ネタのセリフ「ちょっと待って!」は爆撃機“チョットマッテ号”の意味
・揃いのサングラスはマッカーサーを意味する引用:「反日疑惑でクレーム殺到、“テレビに出ちゃいけない芸人”に…「8.6秒バズーカー」が語るデマの“真実と悪夢”」より
気になったのでネットで検索してみました。
8.6秒バズーカーが釈明動画を公開していた
そこで見つけたのが、8.6秒バズーカーさんの公式YouTubeチャンネルです。
動画のタイトルを見ると、2018年にアップされたこういう動画ありました。
遂に真相をお話します。。。【8.6秒バズーカー】
ここではこういうことを説明しています。
- 反日芸人と言われてしまった理由(5:08)⇒上記のAbema記事の項目にさらに1つ、「ネタのセリフ『説明してと言われても意味わかりません』は爆弾投下に対して、日本国民に政府が説明出来なかったことを意味する」というのがあった。
- 自分たちにはネタで伏線をバラまいて回収するという高度なネタは書ける実力はない(6:58)⇒出来ていたら、ネタで勝負出来ている。
- 「ラッスンゴレライ」は何の意味もない思いつきの言葉(8:12)⇒ただ単にノリで出た言葉で意味はない。
- 友人から「8.6」はマズイんじゃないかと忠告されていた(9:19)⇒「戦争を連想させるけど大丈夫か?」と言われたが、8.6秒ははまやねんの50m走のタイムの意味があった。
- 2015年2月11日、2chにスレッドが立った(11:12)⇒世間が一連のデマで盛り上がっていくが、反論もせず放置した。
- 衣装についても炎上(14:36)⇒サングラスはマッカーサー、赤い服は血に染まった服、黒いネクタイは喪に服す、と言われたがデマ。サングラスは緊張隠し、赤い服と黒ネクタイは目立ってカッコいいと感じた。
- ネタのセリフ「ちょっと待って!」(15:41)⇒ネット上では米軍爆撃機“チョットマッテ号”と指摘をされた。これは本当に知らずに使っていて、事実と嘘が入り混じってしまったが、わけのわからないはまやねんに対して、「ちょっと待って」と言っているだけ。
- 炎上真っ只中で広島で営業があった(16:43)⇒幸い温かいお客様ばかりで無事終わった。
- 日本人なのに日本から出ていけと言われた(17:38)⇒両親とも日本人。
- 出演番組のスポンサーにクレーム殺到(17:50)⇒決まっていた仕事も全部なくなった。
- はまやねんがTwitterで反日っぽいツイートをしていた(18:54)⇒芸人になる前に政治的発言をしたらカッコいいと思って学生時代に呟いてしまった。
なかなか興味深かったです。
SNS上で過去に余計なことを発信したら、こうなってしまうというのもわかりましたし。
しずるさんが言ってましたけど、「発信している以上は責任持たないとダメ」と指摘してましたけど、その通りですね。
偶然が重なってしまったのだとは思うけど。。。
正直なところ、難癖と偶然がえらく重なった事例ではあると感じました。
全てを鵜呑みにしていいのかはわかりませんけど、彼らは4年間表舞台から去ったわけですから、十分は罰を受けたと思います。
ネットでは営業は絶好調というのを見ましたので、一発屋で当てているというのは強いんでしょうね。
ただやはりモヤモヤが残ってしまったのも事実かなぁ。
8.6秒バズーカーは改名した方がいいと感じる
彼らの言うとおり、デマがここまでに発展してしまったというのであれば、改名した方が良いと思います。
もちろん改名すると、それはそれで炎上するかもしれませんけど、心機一転するというのにはいいんじゃないのかな、と思うわけです。
自分の芸名が運気が下がると言って、改名される芸能人も多いです。
これだけミソが付いていわく付きになってしまうと、その名前からはいい印象を持つのは難しいです。
もはや運気がダメな名前になっちゃってます。
「ハチロク」というゴロが良かったとも他の記事で読みましたけど、語呂合わせなら他の数字でもいくらでも出来ます。
そもそもご友人が「”8.6”は戦争を連想させるじゃないかと忠告していた」とありますし、それをそのままにして置くのもどうかと思われます。
はまやねんさんのサインの「8」がキノコ雲っぽいのもなぁ。
これも単なるこじつけなんですけど、もはやなんでもそう見えてしまうんですよ。
それがデメリットすぎます。
大問題なのはネタのセリフ!「トリュフスパイダーフラッシュローリングサンダー」
今回1番問題に感じたのは、「ラッスンゴレライ」のセリフ。
上記のAbemaの記事でも、YouTubeでの釈明動画でも説明がなかった部分。
それは「トリュフスパイダーフラッシュローリングサンダー」です。
これが1番ダメだと思うんですよね。
米軍爆撃機“チョットマッテ号”と同じくらいダメでしょう。
今回気になったので、あらためて1単語ずつ裏の意味を調べてみました。
- トリュフ:きのこ
- スパイダー:雲
- フラッシュ:光
- ローリングサンダー:ベトナム戦争での爆撃作戦
これは以前から出ていたデマですけど、この中で「フラッシュ」には別の意味がありました。
それは「ストレート・フラッシュ号」という機体です。
「フラッシュ 原爆」で検索して出てきた記事がコレ!BuzzFeedさんちの記事です。
1945年8月6日、広島の上空約1万メートル。原爆を積んだエノラ・ゲイ号とともに先導機「ストレート・フラッシュ号」が旋回していた。
これはアカン!
またもや勝手な解釈で「きのこ的な雲を先導する爆撃作戦」になってしまいます。。。
それで「8.6」はダメすぎるでしょう。しかもあの決めポーズ。
あくまでもこじつけに過ぎない範囲ですけど、ネタのセリフを変えた方がいいと思います。
こじつけだとしてもやはり連想させてしまうのはダメ!
ここまで偶然が重なるのも、ある意味凄いなぁと感じます。
私としては、彼らが反日だろうが、日本人だろうが、そこはどうでもいいです。
人それぞれ考えがあるのでしょうから、それはいいと思うのです。
でも、日本は間違いなく、戦争や原爆の被害を受けた国なので、ネタの配慮は必要でしょう。
リズムネタは意味がなくてもノリが面白ければ受け入れられるわけですから、早急にそういう工夫をされれば良かったんじゃないかな。
「ラッスンゴレライ」第2章とかでもいいですし、「真・ラッスンゴレライ」でもいいですし。
ケチやいちゃもんは付くでしょうけど、そのまま放置していたよりは良かった気がします。
ところで、偶然がここまで重なる確率ってどのくらいなんでしょうか?
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