にゃん吉です。
今回のザ・ノンフィクションもとても興味深い回でしたので感想です。
タイトルは「山奥ニートの結婚 ~一緒に赤ちゃん育てませんか~」です。
にゃん吉は全く知りませんでしたがTwitterではそこそこ知られている存在だったのでしょうか。
こういう場があるということと、それを知る手段が今は手軽にあるのだなとまずは感心しました。
私も今20代や30代前半であれば、体験してみかかったかも…。
▽目次です▽
シェアハウス「共生舎」の主な住人たち
和歌山県田辺市にあるシェアハウス「共生舎」には生きづらさを抱えた若者が集まって共同生活をしています。
こういうところがあるんですね。
ちょっと羨ましいです。
番組で紹介されていた住人さんです。
- ももこさん(30代):法律事務の仕事をしていた。貯金を切り崩して生活。人付き合いが苦手で、SNSで漫画を投稿する日々。
- アツシさん(20代):ももこさんの旦那さん。「共生舎」で知り合い交際。元ニート。障碍者支援施設の夜勤で17万円稼いでいる。
- ジョーさん(32歳):元々無気力で、戦わされること、競争が嫌い。居心地のいい場所を求めている。ここ以外行きたいところは見つかっていない。
- 石井さん(33歳):8年前に「共生舎」の第一号の住民になる。石井さんのライブ配信に多くの若者が共感して集まった。教員を目指していたが、教育実習で失敗し引きこもりに。なんとかしないといけないと思いつつも、いきなり一人で外に出て働くわけにもいかない。彼を救ったのが同じ境遇の仲間。シェアハウスだと自然に人の生きている姿を見られると、生物的に安心する。
- 本多さん(31歳):インドアが多い「共生舎」では珍しく、定職に就いている。36万円でボロボロの古民家を購入。満室の「共生舎」に変わって、新たなシェアハウスを作ろうと計画。「共生舎」に出会わなければ、何もかも捨てて死ぬつもりだった。同じ境遇の誰かに居場所を作ってあげたいという思いがある。
- 中岡香代子さん(86歳):住人ではなく、近所(といっても車)に住むおばあちゃん。直売所でみんなと顔見知り。「共生舎」の若者の第二の人生が上手くいって欲しいと願っている。
皆さんが心の傷を抱えて息苦しさを感じていたところ、「共生舎」に出会って共同生活をされていました。
こういう場所があるというのはいいんじゃないでしょうか。
このシェアハウスではべったりな関係ではなく、ただの同居人の関係なのですが、その中にも絆が生まれているのが心地よく映りました。
相性もあるでしょうけど、過干渉をしない関係なのでルールを守って生活をすれば心が穏やかに生活できそうでした。
シェアハウス「共生舎」の詳細とSNSと募集
詳細は共生舎のHPがあるのでそちらをご参照ください。
シェアハウス共生舎の場所:和歌山県田辺市五味240-10
住民一号の石井さんのTwitterです。
ザ・ノンフィクションの説明文、「住人たちは戸惑いの色を隠せない…」って書いてあるけど、そんなことなかったと思うなぁ。みんな産まれるのをずっと楽しみにしてたよ。 pic.twitter.com/bCZS6Pswzz
— 葉梨はじめ(山奥ニート@ザ・ノンフィクション) (@banashi) 2022年2月14日
共生舎2号を作っている本多さんのTwitter
【シェアハウス】【見学、受け入れ開始!】
— 本多寛由久 / Hiroyuki Honda (@ponyamaoku) 2021年4月12日
売買契約も交わしようやく動き出します。
改装に向け、片付けをしている今
このタイミングで見学の方を受け入れ開始しようと思います。
以下の事を守り予約してお越しください。↓続く pic.twitter.com/DywCHYj3fn
赤ちゃんを出産した新米ママのももこさんのTwitter
『ザ・ノンフィクション』で共生舎に取材に来られた竹内みなみディレクターの記事です
— 山奥ももこ (山奥ニート) (@yamaokumomoko) 2022年2月20日
山奥ニートの子育てから考える“多様な生き方” 取材Dが密着1年で感じた「幸せのかたち」とは(マイナビニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/21tl8KUZLM
シェアハウス「共生舎」に住みたいと思われた方や興味のある方は、上記のHPや各SNSをチェックするといいと思います。
空きがない限り募集は出ないでしょうから、こまめにチェックを!
いや~、にゃん吉が20代だったら絶対アプローチしたいくらい興味津々です(笑)。
山奥ももこさんの出産
ここから感想ですけど、出産前と出産後のももこさんの心境の変化がすごくよく伝わっていたと思います。
きっと戸惑いと自信のなさなどがあったのでしょうし、出産後は体調不良にもなりやすいですから、なかなか大変ですよね。
11月30日に陣痛で翌日に出産とありましたから、12月1日が赤ちゃんの誕生日なのでしょう。
そうすると、番組の編集なども考慮しても出産後わずか2ヵ月ちょっとです。
これが2年も3年もというのであればちょっと問題なママかもしれませんけど、手探りな部分と心身ともにの疲れてもあったでしょうから、子育て放棄とは思えませんでした。
慣れない中、旦那さんのアツシさんが向き合ってくれてましたし、中岡のおばあちゃんもとても親身になってくれてました。
人任せにするつもりはなかったでしょうし、ちょっとだけ甘えていた部分はあったのかもしれませんが、中岡のおばあちゃんがちゃんと気づかせてくれてます。
これも人との繋がりがあるからこそわかる部分。
共同生活をしていなければ、ももこさんは孤独の人生だったかもしれませんが、今は違います。
仲間がいるというのはそういうことですよね。
つかず離れずとはいえ、仲間でしょう。
決して深入りはせずとも他人を思いやれる心が芽生えるというのは、こういう生活から生み出されるとも思います。
結婚や子どももいいものだな、と他の住人の方々も思った人もいるのかもしれません。
それはそれで素敵なことですよね。
ももこさんも子育ての大変さは身に染みているでしょうし、中岡のおばあちゃんから知恵を授かりながら自然いっぱいの環境で元気に子育てして欲しいです。
働く意欲も湧いてきていましたし、ママは強しですもんね。
1年後、2年後とたくましく成長していくももこママを応援したいです。
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