にゃん吉です。
7月3日のワールドビジネスサテライトで、白熱ランキングがありました。
テーマは「ニッチすぎる!?博物館」!
数ある博物館の中でもニッチな博物館に絞ったランキングです。
興味が湧きます。
まもなく夏休みシーズンに入ります。
混雑の予想される場所が多いですが、お子さんの自由研究のテーマ探しに翻弄される親御さん、悩まれている親御さん、多いのではないでしょうか。
今回は全国に約6,000あると言われている博物館のうち、非常にニッチな博物館ランキングです。
非常に大人気の博物館もあれば、あまり知られていない博物館もあります。
今回はそんなニッチな博物館ランキングです!
WBSで取り上げられてしまう時点で、ニッチではなくなりそうですけど(笑)。
今回のニッチな博物館ランキングの協力は、gooランキング調査によるものです。
知的な探索が出来そうで、面白そうです。
ではランキングに行きましょう!
(入館料は常設展示の料金で、有料展示もあります。)
10位から7位の「ニッチすぎる!?博物館」
10位 招き猫ミュージアム(愛知県瀬戸市) 無料
9位 鳥取二十世紀梨記念館(鳥取県倉吉市) 無料
8位 ダスキンミュージアム(大阪府吹田市) 無料
7位 めがねミュージアム(福井県鯖江市) 無料
すでに面白そうなランキングです!
7位と9位には、その県の名産・銘品に特化した博物館です。
ここで注目されたのは、10位に選ばれた愛知県瀬戸市にある「招き猫ミュージアム」。
商売繁盛の縁起物でもある招き猫が、所狭しと飾られていて圧巻です!
常時5,000種類を超える招き猫が見れます。
8位のダスキンミュージアムには常時展示の他に体験型もあります。
ドーナツを手作りする「ミスドキッチン」(料金500円)と、おそうじ体験の「ダスキンダストバスターズ」(無料)です。
両方とも予約は必要になりますのでご注意ください。
常時展示は予約不要で、入館料無料です。
6位から4位の「ニッチすぎる!?博物館」
6位 薪ストーブミュージアム(福島県岩瀬郡) 無料
5位 岩下の新生姜ミュージアム(栃木県栃木市) 無料
4位 たばこと塩の博物館(東京都墨田区) 入館料:大人・大学生100円/小・中・高校生50円
ここでの注目は、5位に選ばれた栃木県栃木市にある「岩下の新生姜ミュージアム」です。
入口には、ピンク色の生姜のモニュメントが飾られてます。
岩下食品の岩下和了社長は「(生姜は)ジンジャーだから神社を作りたかった」とのこと。
まさかのダジャレから発想された名物は、「ジンジャー神社」(笑)。
ハートがモチーフの神社で、新生姜が祀られてました。
縁結びの神様なのでしょうか。
生姜がピンクなので、博物館全体がピンク色を基調としていて、女性や女の子は喜びそうです。
岩下社長によりますと、「ちょっとした驚きと、ちょっと気持ち悪いところも含めて自由さを感じられる」というのがウリのようです。
生姜くん(さん)が至る所に存在してました。
キモ可愛らしさかな。
この博物館の目的は、新規顧客の開拓にあります。
2000年から漬物の売上は減少傾向にあるそうで、2015年からミュージアムをオープンしました。
それが功を奏し、業績はV字回復したそうです。
おそるべし、企業ミュージアム!
来場された方も「楽しい。意外と面白い」とおっしゃってました。
岩下社長も「素直に楽しいという気持ちを味わってもらうことに力点を置いた」と拘りを語ってました。
3位と2位の「ニッチすぎる!?博物館」
3位 目黒寄生虫館(東京都目黒区) 無料
2位 ほたるいかミュージアム(富山県滑川市) 入館料:大人600円/小人300円
ここでの注目は、3位に選ばれた東京都目黒区にある「目黒寄生虫館」です。
うわー、出たー!!
知る人ぞ知る目黒寄生虫館!
その名のとおり、寄生虫が所狭しと展示されているグロさ満点の特殊な博物館です。
にょろにょろした軟体っぽいのが無理でなければ、勉強になることは確かです!
自由研究にはピッタリ!
キモさ満点ですけど。
館内には6万点の標本を所蔵されています!
すごい!
寄生虫ってそんなに種類がいるんですね!
ちょっと驚きます。
一番の注目で大人気の寄生虫標本は、8.8メートルのサナダムシです。
これは40代男性の体内から取り出したものだとか。
…そんなの身体にいて、生きていられたのかな?
怖い。
来館者の意見は「自分にもいるかもしれないという恐怖を知っておくのはいい」とのこと。
確かに!
本当に勉強になりそうです。キモイけど。
年間5万人が訪れるそうです。
入館料は無料の上、勉強にもなりますし、自由研究には持ってこいな博物館です。
「ニッチすぎる!?博物館」1位は、ブレーキ博物館
1位に選ばれたのは、東京都墨田区にある「ブレーキ博物館」です。
入場料は無料です。
ニッチすぎて、来館者が一人も来ない日があるんだとか。
展示しているブレーキの数は約100点。
車は大型車のブレーキもあり、なんと新幹線のブレーキも展示されてます。
ブレーキ博物館の杉本博館長代理によりますと、のぞみに使用されているブレーキは重さが1個70㎏で、価格は約100万円なんだとか。
博物館巡りの猛者である来館者は「(ブレーキ博物館は)かなりマイナーですよね」とのこと。
ニッチ博物館の中の最大級なニッチさです!
この博物館には使命がありました。
杉本博館長代理は、「ブレーキはちゃんと点検や整備をしないと止まれません。来館してくれた方にはそれをわかっていただくようにしたい」とのこと。
ブレーキを通して交通安全を訴えかける「ブレーキ博物館」。
機械類に興味がありそうな男の子や男性には楽しめそうな博物館です。
「ニッチすぎる!?博物館」は目的が明確
6,000館もある国内の博物館の中で、非常にニッチな博物館ランキングでした。
それでも、「目黒寄生虫館」は有名です。
ニッチと言えども、年間5万人も来場されてます。
夏休みやちょっとした長いお休みの時には、どこも混雑しているので、出掛けるのがおっくうになりますけど、こういう人混みを避けた博物館で過ごすのも楽しそうです。
新たな発見もあるでしょうし、一つの分野に特化してますから、非常に勉強にもなりそうです。
自由研究だけではなく、知的好奇心も満足させてくれそうです!
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