にゃん吉です。
2019年6月12日放送の『クレイジージャーニー』の感想です!
今回は、伝統と革新の融合を目指す盆栽師の平尾成志さんです。
盆栽で生業をされてらっしゃる方を盆栽師って言うんですね。
知らなかったです。
盆栽と言えば、相方の浜ちゃんがMCの『格付けチェック』くらいでしか見たことがないです。
あとは友人のお父さんとか。
庭でパチパチ…とハサミを入れているイメージ。
でも今回は、それを覆す世界に連れて行ってくれました!
▽目次です▽
- オープニングトーク 松ちゃんはそば派
- 盆栽はカッコいい!そのパワーが溢れている平尾さん!
- 平尾さんの経歴
- 盆栽の種類や評価額の話
- 盆栽愛が伝わる作業と「オッケーグーグル」
- 瀬戸内国際芸術祭への展示に「巨大な盆栽の集合体」
- 平尾さんの盆栽への本質
オープニングトーク 松ちゃんはそば派
今回の質問は、うどんとおそばのどっちが好きか、でした。
全員蕎麦派でした。
クレイジージャーニーでソバの人を呼んで欲しい、と松ちゃんがリクエストしてました。
それなのに、横井Pなのかな?
全然興味なさそう、と小池さんに指摘されてました。
いいわ~。
タレントに忖度しないその姿勢!まさにクレイジーw
蕎麦の美味しいのってたまらないですよね~。
そんなこと言われたら食べたくなります。。。(じゅる…あ、ヨダレ…w)
うどんも美味しいのは最高!
うどんは関西風が好き。
盆栽はカッコいい!そのパワーが溢れている平尾さん!
平尾さんは38歳。
お父さんがやっているイメージなので、すっごく若く感じます。
あ!そうそう、コレコレ!
番組でサザエさんの音楽と波平さんもどきが登場してました。
これかー。
まさにこのイメージ!
今回はこのイメージを払拭させてくれる回なのです。
平尾さんは盆栽愛溢れる方。
盆栽は「自然の景色」を鉢の中で形にしていくもの、と説明してくれます。
1300年前の中国ですでに存在を確認されているとか。
長い歴史があるんですね。
確かにダイナミックなのは、素人目でもわかります。
盆栽になる前と後の写真で、その凄さがわかりました。
平尾さんの経歴
- 平尾さんが盆栽に出会ったのは大学4年の時。
- 2003年、有名な盆栽師である加藤三郎氏に弟子入りをして腕を磨く。
- 2008年、研修課程を修了し、独立。
- 2013年、文化庁の文化交流使に選出される。
- 2016年、ブータン国王の正体を受け、盆栽指導。
- 2016年、盆栽の成勝園をオープン。
- 4年に1度の盆栽世界大会の日本代表として出場。
- 現在は音楽とコラボして、即興の盆栽パフォーマンスを披露。
平尾さんの盆栽パフォーマンスを行う理由は、盆栽を知っている人はもちろんですけど、知らない人に素晴らしさを伝えたいという想いから始めたとのこと。
確かに目を惹きますから、つい見てしまいます。
そこが入口となって、盆栽の世界に興味を持つというのは、アリでしょう!
盆栽は伝統を重んじる世界らしく、批判や苦言もあるそうですけど、そんなことにめげいている平尾さんじゃありません。
何かを熱い想いで開拓していく方って、いちいちそんなことを気にしないですよね。
そうじゃないと確立できないですもん!
盆栽の種類や評価額の話
Ilona IlyesによるPixabayからの画像
平尾さんの信念は「僕の役割は盆栽をカッコよく見せること!」だそうです。
平尾さん自身がお持ちの盆栽園ですけど、ここで盆栽を作って、盆栽の展示や販売をされているとのこと。
盆栽って、めちゃくちゃ高いんですよね。
全然知識はなくても、ものすごく高価なものというのは知っています。
それだけ手間暇掛かっているからだと思います。
盆栽には種類がたくさんあるそうです。
しかも小さな鉢の盆栽が、実は樹齢何百年ということもざら。
あー、これはロマンですね。
よく神社やお寺に行って、樹齢何百年という木を見ますけど、それが鉢の上に存在するというのであれば、それだけでもワクワクします。
しかも緑は心を癒してくれますもんね。
盆栽の種類はこちら。
- 松柏類
- 雑木類
- 花もの
- 実もの
などがあるそうです。
「これも盆栽なんだ」と松ちゃんが驚いてましたけど、私も驚きました。
四季を楽しめる盆栽、いいなぁ…。高そうですけど。
あ!!先に本音を言ってしまった…。
平尾さんに怒られちゃう。
平尾さんの信念では、値段で盆栽を見て欲しくないという理由から、本当に欲しい人にだけ値段を伝えるスタイルと言ってました。
なるほど。
番組の説明では、盆栽の価値は「樹齢×形×技術料」とのこと。
だから高価なんですね。あ、また怒られちゃうのかな?
でも感動を与えるものに、しっかりとした対価が付くというのは当たり前だと思います。
だって盆栽は芸術でしょう!
芸術への値段なんてリスペクト代込みだと私は思います。
だから絵画や陶器も高い値段が付きます。
樹齢450年の五葉松の作品「日暮し」が出てましたけど、450年なんてロマンある~!
評価額は1億3800万円!
盆栽は元々高いイメージですし、格付けチェックでも1億円の盆栽を見ているので、値段では驚かないかな。
盆栽愛が伝わる作業と「オッケーグーグル」
盆栽には3つの大事な作業があるとのこと。
- 水やり
- 植え替え作業
- 針金かけ
盆栽の世界では水やりがとても重要で、「水やり3年」と言われているそうです。
ただ水を与えればいいってわけではない奥深さでした。
1つ1つの盆栽に合った水やりの仕方があるとのこと。それを熟知していないとダメになってしまうんでしょうね。
さらに、「針金かけ」は盆栽の形を整えるための作業ですけど、今回の撮影では1つの鉢に9時間掛かってました。
しかも平尾さんは10年先まで考えて針金かけをしていると言っていて、それは理想の形になるのに10年掛かるからだそう。
10年なんて気が遠くなります。
盆栽の樹齢からしたら大した年月ではないでしょうけど、人間には長いですよね。
だからこそ価値が生まれるでしょう。
1つとして同じものも存在しないわけですし。
少しずつわかってきました。
完全に余談ですけど、平尾さんはスマートスピーカー(AIスピーカー)を利用して、アトリエに置いてました。
音楽を聴くのに「オッケーグーグル」って声を掛けてましたよ!
するとグーグルホームをお持ちなんですね。…と、どーでもいい情報w
「オッケーグーグル」が地味に面白かったです。
瀬戸内国際芸術祭への展示に「巨大な盆栽の集合体」
今回の目玉は、瀬戸内国際芸術祭へ展示する「巨大な盆栽の集合体」の製作とその姿を見せて貰えることでした。
いや~、マジで素晴らしかったです、
でもこれはテレビの画面ではなく、展示されている場所で見ると、感動がもっともっとあるんだと思うんですね。
どこかで展示してくれるのであれば、ぜひ観に行きたいです!
平尾さんはものすごい情熱で盆栽を作り上げていきますが、「僕は作ってこれを理解してくれとは言わない。あとは投げかける」と言います。
作品を観て感じのは、その人の心に任せるということ。
ここが何よりもカッコよかった。
平尾さんは「盆栽はカッコいい」にこだわってらっしゃっていて、実際にパフォーマンスや作業を真剣に取り組んでいる姿は、マジでカッコいいです。
そして、平尾さんの盆栽はカッコいいです、間違いなく。
でも、カッコ良いというよりは、優美で艶やかで素敵だな、と感じました。
力強さで言えばカッコいいんでしょうけど、やっぱり美しいかな。
外国人だったら、「So cool!」とか「Great!」とかかなと思いますけど、実際には「So beautiful」「elegant」とか言いそうな気がします。
どうなんだろう?
一度生で盆栽そのものを見てみたいですし、何よりも平尾さんのカッコいい盆栽パフォーマンスを観てみたいです!
平尾さんの盆栽への本質
盆栽を広めたいのではなく、カッコいいと思われたいとおっしゃった平尾さん。
でもそれは確実に、盆栽に興味を持ってくれる人を広めてます。
独学ではなく、きちんと師匠について学ばれたということも素晴らしいんじゃないでしょうか。
基礎がちゃんと出来ているということですから。
先生へのリスペクトも感じましたし。
何よりも盆栽教室の先生をしたり、盆栽の話の講演会をされたり、地道な活動もされてますよね。
ものすごく真面目に盆栽に向き合っていると感じました。
そこに平尾さんの真の盆栽への情熱が見えて、もっともっと先を見てみたいなぁ。。。
と思ったら、松ちゃんたちが盆栽に挑戦している映像が!
また次回があるんですね♪
面白そうです。
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