にゃん吉です。
ネットニュースを見ていたら、非常に面白いニュースがありました。
今年4月に大騒動となった海賊版マンガサイトの漫画村が閉鎖されましたが、今度は「漫画ビレッジ」というサイトが開始されていたのです。
それも合法!
海賊版ではなくちゃんとした漫画無料サイトなのです!
今回はねとらぼさんちではなく、ねとらぼさんの親分ITmediaさんちのニュースでした。
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「漫画ビレッジ」って知ってました?
私は全然知らなかったです。
上記のITmediaの記事で初めて知りました。
この「漫画ビレッジ」は、掲載しているマンガが全て無料で読めるサイトです。
でも、漫画村とは違うのは、合法で無料掲載しているサイトなのです!
それもグレーなサイトとか、違法スレスレではなく、本当にちゃんとした漫画無料サイトなのです!
無料マンガサイトのリンク集な「漫画ビレッジ」
上記のITmediaさんの記事は、漫画ビレッジを開発・運営している遠山晃さんの取材記事になります。
遠山さんは漫画村の件が起きた時、友人の古川健介さんと『合法漫画村』が出来ればいいのではないか、と考えたそうです。
遠山さんによりますと、漫画村というのは、違法な部分は置いておいて、非常に使い勝手のいいサイトだったそうです。
誤解がないように言っておきますが、遠山さん自身は漫画村を利用したことも閲覧したこともありませんでした。
それを知ったのは、漫画村が閉鎖されたあと、「Internet Archive」で漫画村を見つけて初めて仕様を見たのです。
「Internet Archive」はサーバー上から削除されたコンテンツを閲覧できるサービスの名称で、私もドメインがなくなってしまったHPを閲覧したことがありますし、見たいものを検索した時にInternet Archiveの情報がヒットすることが多々あります。
遠山さんはInternet Archiveを使って、漫画村の仕様を参考にし、「漫画ビレッジ」を開発しました。
漫画村と大きく違うのは、違法なダウンロードサイトなのではなく、マンガを無料で提供しているサイトのリンク集である、ということです。
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ログイン不要で閲覧できる作品は、Webブラウザでそのまま閲覧可能。「漫画アプリの登録ユーザーが一定期間待つと無料で閲覧できる」などの条件がある作品の場合は、各アプリのログインページに誘導する。スマートフォン向けに最適化されており、ほとんどがスマートフォン・タブレットからの利用という。
(「「漫画村を置き換えたい」 “合法無料漫画サイト”「漫画ビレッジ」開発者の思い」より)
正規の漫画無料のアプリはたくさんありますけど、無料の条件がわかりづらく、アプリをいくつもダウンロードするのは正直面倒です。
その手間を省く役目にもなるのが、漫画ビレッジなのです。
実際に漫画ビレッジに行ってみた
漫画ビレッジのサイトに行ってみました。
漫画村を見たことないのでよくわかりませんけど(笑)、閲覧できるマンガはズラリと表示されてます。
無料で何話、あるいは何巻読めるのかが事前にわかるようになってます。
さらに読みたいマンガのタイトルをクリックすると、無料の配信先が一覧で出てきて、複数で配信されている場合どこが一番配信されているのかもわかります。
使い勝手いいですね、コレ!
出版社も好意的
ITmediaさんの取材では、出版社も漫画ビレッジには好意的だそうです。
小学館の「サンデーうぇぶり」は参加を表明されたそうですし、掲載を止めてという抗議は今のところないようです。
小学館が動いたとなると、同系列の集英社である少年ジャンプもいつかはあるのかな?
講談社だけど、マガジンもあるのかな??
少年ジャンプが加わったら個人的には嬉しいかも。
すでにヤンジャンはあるし。
気に入ったマンガや続きが気になって仕方がない場合は、何割かは購入に繋がるはずです。
その割合が上がって行けば、漫画ビレッジの存在意義はありますし、出版社も作者にも喜ばれます。
合法だから、アドセンスも貼ってます。
怪しい広告ではありません(笑)。
出版社同士の垣根を超えるのが難しい中、あえて漫画村を模倣したかのようなサイト作りをして、合法マンガサイトを作り上げた遠山さんに拍手を送りたいです。
提携案件も増えていくのかな、という気がしています。
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