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『クレイジージャーニー』丸山ゴンザレスがメキシコ国境ティファナで麻薬トンネルに潜入 宝くじの賞品がマフィアの土地

 

にゃん吉です。


2022年11月14日放送の『クレイジージャーニー』の回は丸山ゴンザレスさんでした。

 

先週に引き続きの連投です。
今回で麻薬ビジネスのメキシコ旅は完結とのことでした。

 

今回はアメリカ国境での取材です。

 

▽目次です▽

 

これまでの丸山ゴンザレスの麻薬ビジネスの旅 メキシコ編

今回のメキシコでの麻薬ビジネスの旅で行ったところ冒頭でお話してくれてました。、

①パナマ共和国

  • 麻薬密輸潜水艦

ギャング・チョリージョスラム

祝!『クレイジージャーニー』復活 1人目は丸山ゴンザレスの麻薬ビジネスに迫る - シンプルライフできるかな?


②シカラク

  • 漂流麻薬が流れつく村


③カンクン

  • ショッピングモール


④メキシコシティ

  • 殺人現場


⑤グアダラハラ

  • リベルタ市場
  • プエルトグランデ刑務所 ※未公開


⑥クリアカン

  • 麻薬密造工場
  • ウマヤ墓地 ※未公開
  • マルベルデ礼拝堂 ※未公開


②~⑥
『クレイジージャーニー』丸山ゴンザレスがメキシコのシカラク&クリアカンで麻薬カルテルをレポ 緊張感が凄まじい! - シンプルライフできるかな?

 

未放送の部分も緊張感のある取材だったそうなので、いつか未公開特集の時にでもやるかもしれないというお話でした。
丸山さんファンとしても、この麻薬ビジネス編としても見ておきたいですよね。
いつか放送されるといいな。

 

メキシコ第二の都市・グアダラハラへ

  1. 麻薬ビジネスのメキシコ旅の最終はメキシコの国境・ティファナ。
  2. ティファナの前に、メキシコ第二の都市・グアダラハラへ。、
  3. グアダラハラはメキシコ音楽のマリアッチの発祥の地。
  4. リベルタ市場に向かう⇒中南米では最大規模の市場。売り場の面積は世界2位の広さ。⇒東京ドーム1個分で、3階建て。3000軒以上の店舗がある。
  5. リベルタ市場で見かけたジャンクフード:ポテトチップス&魚肉ソーセージに謎のソースをかけて塩を振る。
  6. リベルタ市場ではユニフォームや高級時計、ブランド品が並んであるがすべてニセモノ。
  7. ヘスス・マルベルデの置物:1900年代初頭にメキシコで活動していたとされる盗賊。メキシコ版ロビン・フッド。麻薬の守護聖人、麻薬関係者から支持される神。
  8. ナルココロード:麻薬組織を称賛する音楽。1930年代に誕生したメキシコのフォークミュージックで、麻薬カルテルのボスが歌手に大金を払い歌の制作を依頼。
  9. 丸山のお土産:メキシコの人気の宝くじ「2022年版国営宝くじ」を1枚25ドル(薬3500円)で購入。
  10. 麻薬カルテルの土地や家が賞品になることが多い⇒2021年はエル・チャポの豪邸。⇒現地の人曰く正直当たったら怖い。麻薬王の持ち物はカルテルからしたプレミア付きのお宝。

 

メキシコ「2022年版国営宝くじ」の賞品

1等(8本):政府が押収した麻薬カルテルの土地⇒この時はシナロアの土地で1000万ドル(約15億円)

2等(5本):約1億5000万円

3等(5本):約7500万円

4等(18本):約3800万円

  • 松ちゃんたちが当たりを確認⇒全部ハズレでMC3人が全員安堵。

 

麻薬王エル・チャポの家が賞品だった「2021年版国営宝くじ」

ちなみに「2021年版国営宝くじ」のエル・チャポの家の時の記事を見つけました。

www.businessinsider.jp

 

エル・チャポの家だったとは伏せてたらしいです(笑)。
きっと噂が広まっていたでしょうけど、やっぱり怖いですよね。
記事によると当選者は伏せられているとのこと。
アメリカの宝くじは当選者は顔出しをしないといけないというルールがあるのですが、そういうルールがなくてよかったですよね。

 

国境の街・ティファナへ

  1. ティファナはアメリカとの国境の街。リゾート地。
  2. ロサンゼルスから車で約3時間、サンディエゴから約30分の位置。
  3. ティファナは陸路での国境のため、アンダーグラウンドも活発⇒昔から麻薬ビジネスの街とされてきた場所。
  4. ティファナは麻薬絡みの事件が頻発⇒世界で最も危険な都市ランキングで2018年・2019年に1位という危険な都市でもある。
  5. 丸山の目的は麻薬トンネル「ナルコトンネル」⇒麻薬カルテルが設置した麻薬を密輸するための施設。⇒国境にトンネルが掘られている。
  6. アメリカとメキシコの国境は全長約3000km。
  7. 国境の端は海岸⇒アメリカ側は国境警備のみで、メキシコ側は観光地。⇒フェンスで全く異なる雰囲気。
  8. アメリカの監視は厳しい。⇒何かあればすぐに寄ってくる。
  9. 麻薬でもアメリカに渡るために多くの血が流れた。
  10. 麻薬が国境を渡る手段⇒トンネルか難民。

 

難民を利用して麻薬密輸 メキシコ→アメリカ 

  1. ゴンザレスたちは移民ハウスに向かう。⇒アメリカに亡命、移民しようとしている人たちが行き場をなくしているのを保護している施設。
  2. 移民ハウス:ティファナに辿り着いた移民に、仕事と仮の住まいを提供。⇒設立35年間で26万人を保護。
  3. 現在移民ハウスには100人ほど保護している。⇒1番多いのはハイチ人。次にメキシコ人で国内難民。⇒国内難民が多いのは中南米はどこの国もマフィアだらけ。⇒麻薬カルテルに狙われて難民に。
  4. 国境を越えるには正規のルートで最低15年かかる。⇒大金を払ってでもコヨーテ(国境の渡し屋)に依頼する人が多い。
  5. コヨーテ:独自の密入国ルートを持ち、難民から大金をもらっては密入国をサポートする。⇒地下のトンネルを利用⇒麻薬密輸を行うカルテルのメンバーが兼務。
  6. コヨーテに支払う金額;:9000ドル~15000ドル。⇒そのお金を払えない人がほとんどのため、大量の麻薬を運ばせて代金代わりにする。
  7. 移民ハウスのセディオさんの話:ホンジュラス出身。8年前に麻薬カルテルに父を殺された。理由は麻薬を運ぶのを断ったため。⇒負けないようにと軍に入隊するも、麻薬カルテルはセディオさんを脅してきた。⇒身の危険を感じたため家族で移民ハウスに逃げ込んだ。
  8. セディオさんの育った地域は非常に貧しい街。⇒生きるためには運び屋になるか麻薬工場で働くかしかない。
  9. セディオさんは麻薬の運び屋として国境越えをするか⇒絶対にしない。子どもがいるので間違ったことはしたくない。

 

アメリカ側に辿り着けばアメリカへ行ける

  1. 国境のトンネル取材の日:女性の遺体が高速道路に吊るされていた。麻薬カルテル側からの政府に対する抗議のメッセージ付き。
  2. 銃撃があったり、住宅街が燃やされたりで、街全体の空気がよくなかった。
  3. 国境で移民がアメリカの警備隊に捕まっているところに遭遇。
  4. コロンビアから来た移民男性⇒コヨーテに誘導された⇒国境の壁に縄梯子をかけ、アメリカ側に入って捕まった。
  5. 国境さえ越えれば国同士の取り決めで、アメリカに入国が出来ることが決まっている。⇒壁を越えることが重要。
  6. アメリカ側で捕まった場合は移民局に連れて行かれ、そこで移民の申請ができる。⇒国ごとの取り決めで、そのまま滞在できる国もある。
  7. ニカラグアの男性はニカラグアは軍事体制で国が崩壊していると訴える。⇒国による弾圧がスゴい。

 

麻薬トンネルへ潜入

  1. 麻薬トンネルは普通の家から国境へと掘られている。
  2. 今回FGR(連邦検察)が連れて行ったのは、普通のガス会社の倉庫。「MINI BODEGAS DE LA FRONTERA」⇒国境から約200mにある倉庫。
  3. カルテルがガス会社の上層部を買収してトンネルを掘らせた。
  4. 倉庫の隠し扉から地下に下る梯子。深さ3mほど。トンネルの中は空気が薄くなる。
  5. トンネルは結構立派な作り。⇒進むほどにどんどん狭くなって、空気もより薄くなる。⇒行けるところまで行き終了。
  6. メキシコではトンネルを通ることは違法ではない。⇒アメリカでは違法。⇒トンネル内で国境を越えるという意味。

 

丸山ゴンザレスの取材でわかった麻薬ビジネスの価格の流れ

ゴンザレスさんの今回の旅で明らかになった麻薬ビジネスの流れですが、それぞれの役割りと地域でコカイン1gの末端価格もはっきりしました。

  1. 南米諸国(原産地):1ドル
  2. 中米諸国(運搬など):5~30ドル
  3. メキシコ(製造など):20~50ドル
  4. アメリカ:100ドル前後
  5. 日本:200ドル前後

 

  • 日本で麻薬が購入されると、中南米の人々の不幸に繋がっている。
  • 麻薬絡みの悲惨で凄惨な事件も多い。

 

3回に渡ってのゴンザレスさんの取材で明確になった部分ですよね。
闇の世界の話ですから、なかなか表立って知ることはタブーでしょうし、真実を知る機会がありません。
今回も麻薬トンネルやコヨーテ、難民の方々の話などとても興味深かったです。


しかし、上記の世界で最も危険な都市ランキングで2019年のワースト3は全部メキシコでした。
タコスやカンクンなどのイメージが強く、陽気な国というのがメキシコですけど、一方で検索してはいけないワードで出てくるのもメキシコが圧倒的に多いです。、


表と裏の顔が違いすぎてスゴい。

 

中南米は危険な地域が多いんですよね。
文明があるところもあるのでいつかは行ってみたいと思うこともあるのですが、その際には外務省の案内も見ておかねば。

 

今回の旅をゴンザレスさんが振り返る

今回もYouTubeで取材の裏側を語ってくれてます。

youtu.be

にゃん吉は前回までは視聴済みですけど、今回もこの記事更新後に視聴します!
特にトンネルの裏話が聞きたいです。

 

 

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