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夏目漱石からアインシュタインまで 脳が保管されている著名人を調べてみた 世界的な著名人の体の保管もチェック

 

にゃん吉です。


先日のクレイジージャーニーは佐藤健寿さんの回で、サンパウロ大学の人体解剖博物館で1時間特集をしていました。
そこで非常に興味を覚えたのが夏目漱石の脳が東京大学医学部で保管されていたという件です。

 

昔は一般にも公開されていたとのことですが、他にも著名人の脳を保管しているのかが気になりましたので調べてみました。

 

▽目次です▽

 

東京大学医学部で脳が保管されている著名人

東京大学医学部には著名人の脳が集まったいるとのこと。
旧帝国大学時代の東大病理学の長與又郎教授のよって収集されたためだそうです。

 

長與又郎教授は夏目漱石の主治医でもあり、漱石の死後に妻の鏡子氏の希望で漱石の遺体を解剖しました。
漱石の脳が保管されている理由です。
東大には献体が続き、かなりの数の脳が保管されていることがわかりました。

 

◆東京大学医学部で脳が保管されている主な著名人

  • 濱口雄幸:総理大臣
  • 夏目漱石:作家
  • 内村鑑三:思想家
  • 平賀譲:海軍軍人
  • 仁科芳雄:物理学者
  • 牧野富太郎:植物学者
  • 桂太郎:政治家
  • 濱口雄幸:政治家
  • 狩野享吉:教育者
  • 山極勝三郎:病理学者
  • 山室軍平:宗教家
  • 山崎朝雲:彫刻家
  • 横山大観:日本画家
  • 斎藤茂吉:俳人・精神科医
  • 浅沼稲次郎:政治家
  • 三木武夫:政治家

青字は東大出身者です。

こちらの記事はより詳細がわかります。

第53回 4月12日 特別講演② 14:30~15:00 - シャレコーベミュージアム


これは脳血管研究所の杉下守弘教授の講演で話された内容でした。
すごく興味深く読ませていただきました。

 

世界的に有名なのはアインシュタインの脳

日本国内で著名人の脳の保存がされているといえば、代表となるのが上記の夏目漱石になります。

 

では世界的に有名な著名人の脳保存といえば、アルベルト・アインシュタインです。
凄く有名なので知っている方も多いと思います。

 

調べてみると出てくるのはこちらでした。

 

◆脳が保管されている主な世界的な著名人

  • アルベルト・アインシュタイン:アメリカ。いくつかの研究機関に分散して保存。
  • ウラジーミル・レーニン:ロシア・モスクワ。
  • ポール・ブローカ:フランス・パリの人類博物館
  • 李沢厚:アメリカ・アリゾナ州スコッツデールにある「アルコー延命財団」の冷凍保存施設

 

ポール・ブローカは言語を司る領域を発見したため、言語学や神経科学の研究において重要な資料として保存されているとのことでした。
李沢厚は自身で「脳を冷凍したい」との希望があったためとありました。

 

アインシュタインの脳の取り出し保存に遺族の許可なし

日本の場合、夏目漱石も含めて献体ということで同意されての保存になりますが、一番有名なアインシュタインは自身も遺族も遺体の保存を望んでいませんでした。

 

病理学者のトーマス・ハービーがなんと盗んでしまったが故に、脳保存がされたというのが事実です。

 

「アインシュタインは、死後の遺体の扱いについて細かい指示を出していた。崇拝者が現れないように、火葬して秘密裏に散灰するよう言い残していたのだ」

引用元:死後に盗まれたアインシュタインの脳 その悲劇的な物語 ナショナル ジオグラフィック - 日本経済新聞

 

ところがハービーは、本人や遺族の同意なしに脳を持ち去った。「数日後に事実が明るみに出ると、すべては科学の発展のためというもっともらしい説明をつけて、乗り気でなかったアインシュタインの息子のハンス・アルベルトを説得し、後付けで同意を取り付けた」という。

引用元:同上


これはひどい。
やはり本人の意思や遺族の意向は大事です。
だいぶ前の話なのでこういう結末になっておりますが、今なら大炎上でしょう。

 

引用元の記事内容も面白かったです。

 

脳以外にも保存されている著名人の体

こちらに面白い記事があります。

死後も保存されている有名人たちの体の一部 - GIGAZINE

 

上記によりますと、以下の世界的著名人の脳以外の保存が明記されてました。

  • ホセ・リサールの脊椎:フィリピン・マニラのリサール公園の記念碑の下に保存。フィリピン独立運動の英雄。
  • ジョージ・ワシントンの髪の毛:メーン歴史協会保存。詩人のロングフェローのおばが貰ったものを寄贈。
  • ガリレオの指:イタリア・フィレンツェ科学史博物館にて展示。
  • ベートーヴェンの頭蓋骨:カリフォルニアのベートーヴェン研究センターにて保存。
  • ムッソリーニの脳:アメリカ政府は研究のために脳の一部を採取。
  • モーツァルトの頭蓋骨:オーストリア・ザルツブルクにある国際モーツァルテウム財団が所有
  • ブッダの歯:本物かどうかは不明。スリランカのダラダー・マーリガーワ寺院やリフォルニア州ローズミードのルーマウンテン寺院にて保存。
  • ラスプーチンの陰茎:ロシア・サンクトペテルブルクのエロティカ博物館にて展示。


他にもいろいろありそうですね。
亡くなった後でも自分の体の一部が展示されているのはどういう感じなのでしょう。
特にラスプーチンのは…。
でも立派なイチモツなのでいいのかな。
自慢だったかもしれません。
ちなみに、ラスプーチンの娘さんがお金に困って売却したとのことでした。


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