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佐川急便東証上場で佐川急便事件と奈良県警汚職を思い出す

ドライバーが大変そうな労働環境のイメージが、昨年駆け巡った佐川急便。
その佐川急便の親会社SGホールディングスが、東証に上場を検討しているとのニュースがありました。

 

佐川もついに上場か。

 

こんな感想を持ったのも、佐川急便には黒歴史があるからです。
佐川急便にとっては、暗部、闇のようなお話です。

 

 東京佐川急便事件

 佐川と言えば、この東京佐川事件です。
あまりに昔の事件なので、ネット上でも検索上位に来るような案件でもないのですが、詳細はこちらがわかりやすいです。

www.excite.co.jp


wikiもあるようです。

 

自分はというと、この事件自体は後々に詳細を知った口です。
ただ、すごく黒い会社だなぁ、という印象を持ったのも事実。
一企業が政界と繋がっているということでは、ロッキード事件とリクルート事件に並べてられる大事件でしょう。
とはいえ、賄賂の真相は闇のままで終わってしまっている事件でもあります。

 

 奈良県警警視 他殺事件

 私の中で佐川急便といえば、この事件を思い出します。
でも、今回のことで改めて調べるまでは、京都だと勘違いしてました。
記憶は当てにならないですね。

 

その奈良県警汚職事件ですが、ネット上でのニュース関連はすでに闇の中(笑)で、検索で上がってきたのは2ch。
あとはほぼ日さんとこの記事です。

ほぼ日刊イトイ新聞 -3分間で、最近のニュースを知る。

 

簡単に言うと、奈良の佐川急便が、暴力団や交通トラブルに口利きしてもらうために、警察へ賄賂を贈っていたという事件です。
この事件では、該当の奈良県警の警視が殺されてしまいました。
それも焼身自殺に見せかけようとしての他殺です。

 

さらに、鮮明に覚えているのが、奈良の佐川急便の事務所が放火されてしまい、証拠が全て隠滅したのです。
これはすごく衝撃でした。
汚職の全容がわかるのかと思いきや、放火で消えてしまったのですから。
一説では、放火は自作自演だったのではないか、との疑いもあったようです。

 

これまた、真相は闇の中です。
佐川の事件は政治家や警察が絡むからなのか、結局は解明されないですね。

 

クリーンなイメージアップを目指して

 佐川急便はグループの持ち株会社であるSGホールディングス株式会社に集約されました。
その後の快進撃は知れるところでしょう。
記憶に新しいのは、「佐川男子」ですね。
いい宣伝になったのではないでしょうか。

 

イメージが刷新された気がします。
過去を改めて、ちゃんとした企業に育てていこう、という気概が感じられました。

 

上場よりも大事なこと

昨年は佐川急便でドライバーの事件がありました。
駐車違反で身代わりをした件と、荷物を放り投げる動画の件です。

www.asahi.com

 

www.news24.jp

 

資金調達のため、株式を上場するのは企業としては正攻法なので全然文句はないです。
ですが、現場のドライバーの過酷な労働を改善することも大事だと思います。

 

「何でもお金で解決」、「お金が全て」では、先の2つの大事件と変わらなくなります。
顧客から預かった荷物を丁寧に扱えない企業は、ダメですよね。
佐川急便にとっては、大事な荷物を運ぶ、というのが商品(サービス)なのですから。


とはいえ、上場すれば株主の目がありますので、いい方向に改善していけるというメリットもありそうなので、期待したいところです。