にゃん吉です。
2019年6月5日放送の『クレイジージャーニー』の感想です!
今回は、前回に引き続き丸山ゴンザレスさんです。
前回放送分の感想です。
前回はサラっと表面上の南アフリカの光と影のような部分の紹介でしたけど、今回ががっつり闇の部分の紹介になるそうです。
ドキドキするけど、めちゃくちゃ見たい!
これが怖いもの見たさというものですね。
行けないからこそ、覗き見するような感覚。
南アフリカ低所得者の街、ソウェトの続きです。
▽目次です▽
- ファラデー薬市場での汚水のような飲み物「ンビザ」
- サンゴマ登場で占ってもらうゴンザレスさん
- 南アフリカの闇に潜入
- 「ニャオペ」の取引へ潜入の場面!考えさせられる現実
- ソウェトのギャングに対面するゴンザレスさん!
- 低層の人たちの叫びは一緒
- 白人スラム ホワイトスクウォーターキャンプ
ファラデー薬市場での汚水のような飲み物「ンビザ」
前回は不穏な空気の中で終了しました。
撮影不可ということでムードも険悪でしたが、撮影許可が出たお店があったようです。
先週緊張感がハンパなかったですからね。
サンゴマと呼ばれる呪術師の占いやお祈りの材料のお店に立ち寄ります。
値段は100~500円。
「幸運の木の実」という気になるものがありました。潰して煎じて飲むんだそうです。だ、大丈夫なのかな?
「ンビザ」という飲み物が登場。
これが変な…というか汚水のような色の飲み物です。
これ何?
胃腸を良くする飲み物ということで、1杯1,000円!高っ!!!
中身は香木を煎じたらしい。
ゴンザレスさん曰く、匂いは香ばしいとのこと。
ゴンザレスさんチャレンジ!
感想は苦くて、植物のエグみがあるとのこと。超マズそう。。。
汚水ではなかったんですね(笑)。
番組最後に、ゴンザレスさんはこの「ンビザ」を飲んだ後、1日お腹が痛かったとのこと!
全然胃腸に良くないじゃん!
サンゴマ登場で占ってもらうゴンザレスさん
占い1回の料金は4,500円!高っ!!(二度目)
めちゃくちゃ高いような気がします。
ゴンザレスさんが自身の未来を占ってもらってました。
- ゴンザレスさんを恨んでいる人がいる。
- 成功を恨み、家族までも危害を与える。
- 車の事故に巻き込まれて死ぬ。
- 元々強運の持ち主。
- でも、車の事故に巻きまれて死ぬ。(二度目)
▽
- 災いが来ないように祈祷して終了。
ちょ、ちょっとぉ…怖いんですけど。
ファラデー薬市場には野生動物の骨もあったと言ってました。
あ、呪術で出てくるヤツね。
ゴンザレスさんは土着の伝統も大切にしている、と説明してくれました。
南アフリカの闇に潜入
ここからより闇に迫る感じでした。
行先は麻薬取引所とのこと。
南アフリカ独特のドラッグ「ニャオペ」を取り扱っているところだそうです。
他の国では見たことがない麻薬とのこと。
うわー、怪しいし、怖そう。
「ニャオペ」っていう名前は可愛いんですけどね。
普段はもちろん誰でも入れるところではありませんし、当然危険なところになります。
今回は同行者のニャイコさんのツテで潜入してました。幼馴染のGさん。
名前を伏せて、映像もぼやかしてます。
いきなり覚〇剤が。。。
で、突然思いっきり頭突きをしていて、超怖い。。。
音もハンパなくて、目を背けてしまいました。本気で怖い。なんでも絆を深める儀式とか。本当に?
おかしくなってるんじゃなくて??
彼らの生業はギャングもどき。
本当に底辺で生きている人たちでした。
松ちゃんも「ゴンザレス凄ぇ…」と驚いてました。
ゴンザレスさんは飄々としてますもんね。さすがです。
「ニャオペ」の取引へ潜入の場面!考えさせられる現実
麻薬は何でも取り扱っているというディーラーとの接触です。
ここで「ニャオペ」が登場。
うわー、観れない!!怖い。
腕のシーンはもうダメです、ダメ!!
「ニャオペ」には殺鼠剤も含まれていると言われてました。
えー、最悪じゃないですか。
ゴンザレスさんも説明してましたけど、もはや毒とわかっていて、続けていたら死を招くとわかっていてもやめられなくなると言ってました。
本当に薬物中毒の怖さを感じました。
上記のGさんも、ここのディーラーも生活をするために仕方なくこういうことをしている、と話してました。
仕事があればとっくに辞めているとも。
タバコと思って買ったものに、ニャオペが含まれていて気がついたら中毒になっていたとのこと。
こういうことって、どこでもあり得そうで怖いです。
怪しいものには手を出してはいけませんね。
貧困状態から抜け出せないという闇の部分です。
辛くて仕方がない現実から逃避するために、手を出してしまう。そして、中毒になり抜け出せなくなるという悪循環に陥っていました。
本当はこんな人生ではない道を歩みたかったんでしょうけど、生を受けた場所が貧困だったため、こういう生涯になってしまったのでしょう。
なんとか脱出できる方法ってないんでしょうかね。
こういう考えが安易なのかもしれません。
どこか現実ではないと捉えているというのは、正直否めないです。
中毒者の「お前たちにこの苦しみがわかるか!」という叫びが全てを物語ってました。
負の連鎖を断ち切れず、もがき苦しんでいる人でした。
ソウェトのギャングに対面するゴンザレスさん!
対面したソウェトのギャングは、強盗や窃盗で生計を立てているとのこと。
旅行者もターゲットになると言ってました。
両替から目星をつけて、後をつけて襲うとのこと。
ただゴンザレスさんは、旅行者を狙うと国の問題にもなり、彼らがターゲットになれて逆に危ぶまれるため、実際にはあまりないとのこと。
大袈裟に言っていると指摘してました。
でも、用心するにこしたことはないですよね。
ギャングはセキュリティから銃を盗んでいるという話から、ゴンザレスさんは街のセキュリティの武装状態でギャングの質がわかると話してました。
なるほど。
さすがゴンザレスさん。
強盗をする前には、ファラデー薬市場で買った呪術の道具で祈祷をするという話。
小池さんも言ってましたけど、いろんなことが結びつきますよね。なんだろう、この連鎖。
しかも、ファラデー薬市場には銃やダイナマイトも売っているとか。
そりゃカメラ撮影禁止です。
ゴンザレスさんも闇が深いと指摘。
そんなギャングも、地元のソウェトでは強盗をしないと話してました。
低層の人たちの叫びは一緒
ディーラーもギャングも、生活のために、家族を養うためにやっているだけと主張してます。
子どもには絶対に自分がやっていることはさせない。
させなくないからこそ、お金を稼いで良い教育を受けさせたい。
同じことを言ってました。
白人スラム ホワイトスクウォーターキャンプ
白人至上主義だったアパルトヘイトがあった南アフリカで、白人スラムがあるのは意外でした。
ゴンザレスさんは、そこに向かいます。
場所はホワイトスクウォーターキャンプというところ。
ここには400人ほどの仕事をしていない人々が住んでいるとのこと。
電気は通っており、共同トイレもたくさん設置。2週間に1度回収してくれるとのこと。
定期的に食料の援助がある。
ここの住人は職を失った人が集まってくると話してました。
白人の言い分としては、今は黒人の方が優遇されていると主張。
仕事を得るには、コネ!
確かにスラムっぽさはありますけど、清潔な感じがして、黒人街よりも印象は悪くないと思っていたら、ディレクターさんが「クリップタウンよりマシ」と言ってました。
やっぱり!!
ところが実際住んでいる女性の話は、悲しい現実でした。
事故でなくなった娘の葬式に行く交通費もなくて行けなかったという女性は、癌に侵されているとのこと。
負の連鎖を抱えている人はどこにでも存在しているのです。
ゴンザレスさんは言います。
黒人側、あるいは白人側という一面からではなく、多方面から見ることで、初めて南アフリカという国がわかってくる、見えてくると。
ですね。
貧しくてもがいている人は、どちらにも存在してましたから。
心が豊かにならないと、なかなか人に寄り添うなんて難しいです。
自分のことで手一杯です。
いやぁ~、やっぱりゴンザレスさんの旅は最高ですね。
本当に見ごたえありますし、絶対見れない闇の部分を見せてくれるので、毎回期待以上の満足度が得られます!
次回も半年後くらいになっちゃうのかな?
スペシャル来る?
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