にゃん吉です。
5月29日のワールドビジネスサテライトで、今高級食パンと高級トースターが空前の大ブームというニュースがありました。
高級トースターはすごく気になってますが、それに伴っての高級食パンなんでしょうか。
食パンはスーパーなどで安いものもありますが、今一斤500円以上するものが人気になっています。
それを追い風に、専門店が続々とオープンしているんだとか。
朝食には欠かせませんし、美味しいパンであればいつでも食べたくなります。
とても気になる話題でした。
「俺のBakery&Cafe」
東京銀座にある「俺のBakery&Cafe」の取材です。
「俺の」が付いてますから、ピンとくる方もいらっしゃると思います。
「俺のフレンチ」などを生み出した俺の株式会社が運営しているのです。
これは期待できそうですね。
「俺のBakery&Cafe」の看板商品が食パンなのです。
俺の生食パン(2斤サイズ)で、夢が900円で、香が1,000円です。
高い!
素直にそう思いましたけど、この高級な値段の食パンが、1日2,000本も売れているんです!
都内で3店舗で展開していていて、その3店舗での合計ではありますが。
900円と1,000円の間をとって、950円で計算するとして、190万円の売上です!
3店舗ですから、単純に3で割っても、63万円です。Σ(・□・;)
食パンで、1日63万!!!
凄すぎ。
実際に、相内優香アナウンサーの実食感想です。
「口に入れた瞬間は、ふわっとしていて、柔らかいんですが、噛むとモチモチっとした弾力が、一般的な食パンとは比べられないほどあります」
「食パンの概念が変わります!」
小麦粉は国産「キタノカオリ」などを、牛乳はさわやかなコクが特徴の岩手県の中洞牧場の牛乳を使用しています。
「俺の生食パン」を監修している榎本哲さんは、秘密を明かします。
「製法の中に、小麦粉の一部を熱湯でこねて、それを1日かけてゆっくりと冷やすことで甘みと弾力、しっとり感が出てきます。」
俺の生食パンから「銀座の食パン」へ名前変更
これまで、フレンチやイタリアンを展開してきた俺の株式会社の坂本孝社長が、高級食パンに力を入れた理由をこう話してました。
「(食パンに)高度な味を求めているというニーズがあったから。」
来月から、俺の生食パンを「銀座の食パン」に名前を変更します。
なぜ、「銀座の食パン」という名前にリブランディングしたのかという理由は、「これから東京オリンピックが来る。ますます銀座が世界一の食通の街になる。銀座に来るという目的になるので、”銀座の”食パンにした。」
「バイキング ベーカリー エフ」
東京港区南青山にある「バイキング ベーカリー エフ」も高級食パンを扱う、食パン専門店です。
小池裕達店長は、「小麦本来の味わいを出せる食パンになっている」と自信を持っていました。
「バイキング ベーカリー エフ」では、11種類の味の食パンを取り揃えています。
番組では、この2種類をあげてました。
▽
・シャンパン&ストロベリー(583円)
・竹すみ&ドライトマト(561円)
お客さんの声は「安いものと比べて、食べた感じが全然違う」「けっこう大きいので、(価格は)そんなに高くはないと思う」とのことでした。
高級トースター
高級食パンを後押ししたのが、近年人気の高級トースターです。
スチームで余分な油を落として食べる「ヘルシオグリエ」(シャープ)
人工衛星にも使われてる素材を使って素早く高温で焼き上げる「アラジン グラファイトグリル&トースター」(日本エー・アイ・シー)
高級トースターを実際に試せるお店も登場しています。
東京目黒区にあるToffy(トフィー) 自由が丘です。
ここはキングジムのアンテナショップです。
高級トースターで実際に焼き比べることが出来て、その場で購入することも可能だとか。
5,000円台のトースターも人気だが、関心が高いのは高級トースターです。
キングジム開発本部の二藤部晋さんは、こう言ってました。
「買ってきたばかりのパンは、どれで焼いても本当に美味しい。でも、2、3日置いた後に作ったばかりの味を再現できるのが高級機種になる。
バルミューダのトースターを試してみたかったというお客さんは、「さくふわ感が全然違う」と満足そうでした。
また別のお客さんは、「美味しければ、2万円だったら出してもいいかな」とのこと。
水蒸気を使う独自焼き方が評判のBALMUDA The Toaster(バルミューダ)は、発売から国内で36万台を売り上げています。
このトースターは、2万4,732円と高価格ですが、Toffy自由が丘でも販売は好調だそうです。
二藤部さんは、「良いトースターで、いつものパンを食べたら美味しい。この良いトースターで、より美味しいパンを焼いたらどんな感動があるのか期待する。それが相乗効果になって、高級食パンと高級トースターの売り上げに繋がっているのではないか」と分析されてました。
高級食パンの火付け役「乃が美」が秋に東京進出!
高級食パンのニーズが右肩上がりですが、その火付け役なのが「乃が美」(大阪に本店)です。
ここは開業4年で、年間売上を100億円規模まで拡大しています。
ワールドビジネスサテライトの4月6日の「The行列」で、耳まで柔らかい食パンとして、紹介されてました。
俺の株式会社の坂本孝社長も「乃が美」を意識していて、研究をし尽していると言ってました。
その「乃が美」が、いよいよ2018年秋に東京へ出店するそうです。
大江キャスターは、「モチモチで弾力のある食パンは、日本ならでは」、と言っていました。
ますます目が離せませんし、高級食パンを実食してみようと思います。
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